教室ブログ

2020.02.07

まずは「伝える丁寧」さ

こんにちは。Wam西浜校です。2月になり、暦の上で立春を過ぎたにも関わらず、反面、更に冷え込みが増しましたね。厚

 

い雲が空を覆って、昨日は雪も散らついていました。実際の春は先ですね。さて、公立高校入試まで、32日と

 

なりました。授業の一環としまして、過去問題の演習で生徒達各々に書き上げて貰った「作文」の添削を折々で行っている最

 

近です。近年の傾向としまして、短い古文を読んだ上での所感を述べたり、四字熟語を選択かつ使用した上での作文を書く必

 

要があったり、「論語」内から挙げられた5つの言葉のうち一つを選択し、体験談を書き上げたり等、多岐に渡っています。

 

本番当日に問題出題され、当然、「何をどういう風に書こうか・・・?」気持ちが七転八倒する可能性も十分あるかとは思い

 

ます。点数を取る為に「カッコよく」では無く「格好よく」書こうとする気持ちが先走るかもしれません。ですが、その前

 

に、添削をしていて思う事が幾つかあるのです。月並みですが「1つの文章が長すぎる」事、「話し言葉が多い事」、「普段

 

の「漢字力」が」出てしまう事等が気になる次第です(他にもまだあるのですが・・・)。今年受験される方にとっては、入

 

試については後1か月しかないのですが、これから先の時間はまだまだ長いです。「文章を書けるか否かと言うのは、普段の

 

人間力(一応、一つの言葉で定義すればですが)が試されているのは無いか?」とあくまで私事なのですが、勝手乍らの継続

 

で約2年半このブログを書かせて頂いて思う事が有ります。他の方の文章を拝読して参考にする際もそうなのですが、どう

 

いった事に気を付けられて文章を書かれているかと言う事に着目する事が大事だと思うのです。具体的に申しますと、4行以

 

上(80文字以上)読点(〇)が無い文章と言うのはまず無いのですね。それ以上になると、経験上も有りますが、「伝わり

 

にくく」なってしまいやすいのですね。知らない間に、同じ事を繰り返してしまっている事もよく有ります。その時の知識は

 

生憎、乏しかったとしても、読んで頂く相手に精一杯正確に伝える為に、一つの文章を、一つ一つの自己確認も含めて、長く

 

ても3行程に収めて書き上げる事は出来ると思います。「話し言葉」や「漢字力」も「敬語」と言う物が何故存在するのか?

 

(「敬語」は規律・規範を成り立たせたり、相手主体への度合いを示す為の重要な表現技法・・・だと思います。)を考えて

 

みたりや、普段の言葉遣いを意識する事で十分変えられると思います。まだ、個人個人出来る事は有りますから、無理せず長

 

い文章を書こうとせず、まずは「伝える丁寧」さを心掛けて欲しい・・・と思います。寒さ際立って参りましたので、体調管

 

理には十二分に気を付けて下さい。

 

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