教室ブログ

2019.02.08

距離感を慮る

こんにちは。Wam西浜校です。今週末は、大きな寒波が押し寄せ、北海道では軒並み朝の気温が-10℃以下の様相の模様で

 

す。体調は崩されていませんでしょうか?公立高校入試まで1か月余りとなりました。自習スペースを確保し、友人達と共に

 

机を囲む事は、一体感や暖かみを感じる部分もあります。恐らく、津々浦々の場所、例えば図書館、カフェ、とある住まいの

 

一室、そういった光景が数多くあるかと思います・・・が、ここでいつ振りかの「論語」の一説です(度々すみませ

 

ん・・・)。

 

子游(しゆう)、武城(ぶじょう)の宰(さい)たり。子曰わく、女(なんじ)、人を得たりや。曰わく、澹台滅明(せんだいめつめ

 

い)なる者あり、行くに径(こみち)に由(よ)らず、公事(こうじ)に非(あら)ざれば未(いまだ)だ嘗(かつ)て偃(えん)の室(しつ)

 

に至(いた)らざるなり。

 

<大意訳>子游(しゆう)が武城(ぶじょう)の街の長官になりました。孔子が子游に、「誰か良い人物は見つかったかね?」と

 

尋ねられ、子游は、「澹台滅明(せんだいめつめい)という者がおります。道を歩くのに脇道に入って楽をしようとせず。公の

 

用事以外で私の部屋を訪れる事はありません。」(と答えました。)

 

私自身、それぞれの友達の輪の中に入っていないので、断定的には言えませんが、身近な人たちと歓談したい時が有れば、逆

 

に一人になって集中したり、反省したり、考えたりしたい時も有るかもしれませんから、「何ともはや自分勝手だな」と私自

 

身、自分に対して思う時が有ります。友人達と「一緒に居るだけで十分で楽しい」そうであれば、私も本来それで十分だと思

 

います。ですが反面、例えば、共にした時間が長ければ長い程、多くの「記憶」達が横断するかもしれませんから、それに

 

よって「言う」をためらわされる事が無ければ良いな、とも思います。この「論語」に関しては、上司(子游・偃)と部下

 

(滅明)の関係ですが、友人同士にもこの事は当てはまるのではないか?と思います。殆どの方は、公立高校入試と言う「公

 

事」に赴く事になるでしょうし、お互いの「進路」如何がかかっていますから、友達の輪の中で「一体感」を確認して、「自

 

信」を持ちつつ、更に今現在、お互いが取るべき「距離感」も慮って頂けたらな・・・と思っています。体調は「命」と同じ

 

ですから、口腔内の乾燥を防ぐ為にもうがいと、そして手洗いをするなどして、体調に気を付けて下さい。

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