教室ブログ

2016.04.26

人間だけにできること

☆Wamの紹介キャンペーン(5/1~5/31)☆

紹介Cp-thumb-480x360-4262

皆さんこんにちは。個別指導Wam曽野木校の小林です。

本日は【良い(4)お風(2)呂(6)】の日ですね。
私はお風呂で本を読むのが好きなのでたまに3時間位入っていることがあります。

さて、今日は今や人類が生み出した最も難しいゲーム

「囲碁」

をも人類を超え始めた人工知能(AI)について考えてみました。

先日囲碁界は大きな衝撃が走りました。
一つは井山名人(六冠)による史上初の七冠制覇。

もう一つは世界ランキング3位のイ・セドル九段を
グーグルが開発した囲碁ソフト「Alpha Go」が4勝1敗で敗ったということ。

これまで
チェスではガルリ・カスパロフ(当時世界チャンピオン)がdeep blueに
将棋では米長邦雄永世棋聖がボンクラーズ(Bonanza clusters)に
プロ棋士15名が6勝8敗1分け
と敗れていましたが

囲碁はアルゴリズムが難しく、向こう10年は大丈夫だろうと思われていました。

ところが今回、圧勝すると思われていたハズのセドル九段が破れたという事実は
世界中に人工知能の発達の早さを知らしめました。

上記のような二人零和完全情報ゲームの人工知能は自主学習機能が付いているものが多いです。

これは「自分自身同士での対局を行い、勝ちの確立の低い手を選ばなくなる。」
というものです。

更に、コンピュータが一秒間に読める手数は一台で数百万手、
スーパーコンピュータを連結させて計算させれば一秒間に数千万手が読める

将棋界の羽生善治名人が『1000手読むのに30分から60分は必要』と答えていたのを見ると
いかに途方もない数字なのかが分かります。

それ以外の分野でも、CM等で起用されているpepperという人型ロボットは
学習能力を備えたAIを持ち、人間の感情も経験によって数値化し理解するという
もはや心を持っているともいえる発達を見せています。

かつて、
工場の機械化によって人間の働く場所が失われるという話現実にありました。
それでも、教育や介護・飲食店等の機械化は不可能だろうと言われていました。

しかし、急速に発達する人工知能がいずれ人間の心に近い感情を有する日も
来るかもしれません。

今を生きている子ども達が大人になって働く時代には、まさにそうなっている可能性があります。

そんな時代を生きるかも知れない子どもたちに
私達は「人間にしか出来ない・人間だからこそ出来るもの」
を今から伝えていく必要があるのではないでしょうか。

例えば
・新潟県燕市の洋食器加工技術
・人々が集まる町内の神社やお寺
・人が作った温かみのあるパン
・商店や飲食店でお話出来る店員さん

身近なものだけでもたくさんあります。

今日、生徒の何人かは職場訪問をしてきたそうです。
それぞれの体験から、『人間がやっているか良い』と思えるものを
見つけられていたらと願います。

最後に、AIがテーマのハリウッド映画は『A・I』や『アイロボット』のように
人間とAIの対立を描いているものが多いですが、

私は日本の『ドラえもん』や『鉄腕アトム』のように
AIとの共存共栄の世界になって欲しいと思います。

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