教室ブログ
みなさん、こんにちは！楠根校教室長の野村です。
個別指導Ｗａｍ楠根校は、東大阪市の北西に位置し、ＪＲ徳庵駅のすこし南にあります。
東大阪市の楠根小・楠根東小・楠根中・新喜多中・高井田中や大阪市鶴見区の今津小・榎本小の校区から多くの生徒さんが通っています。
今年も残り１週間、今朝からぐっと冷え込んできました。生徒が出入り口のドアを開けると冷たい風が…。
体調には十分気をつけて、暖かくして過ごしてくださいね。
今年最後？のブログは、大学受験についてのお話です。
皆さんは、「大学入試が変わる」ことをご存知でしょうか？
と言っても、実際に変わるのは2019年（現在の中１）からですが…。
ざっくりとしたスケジュールを下に示します。
基礎学力テストは、高校の学習内容がどの程度身についているのかを確認するためのテストです。
テスト科目は必修科目で、今までのセンター試験に変わるものになるので、出題形式も近いものになると予想されます。また、ペーパーテストではなく、ＣＢＴ(※)が導入されることになっているそうです。
※ＣＢＴ(Computer-Based Testing)：コンピュータ端末を用いたテスト形式
なので、今までにはなかった、動画を見て答える問題が出題されたり、受験生全員が同じ問題を解くのではなく生徒一人ひとりの学力レベルに合わせた問題が出題されたりする仕組みが想定されています。
対して、学力評価テストは、大学入学希望者が、大学教育を受けるために必要な能力を備えているかどうかを評価するテストです。つまり、大学受験をするための「資格試験」の位置付けです。
「思考力・判断力・表現力」が問われ、従来の「教科型」ではなく「合教科・合科目型」「総合型」の問題が出題されることになっています。
例えば、先日文部科学省から発表されたサンプルのサンプル問題ではこのような問題が出題されています。
ちなみに、これは国語の問題です。
今までのテストとはかなり違いがあることがお分かりいただけるのではないでしょうか？
ただ、テスト形式が変わって、受験生に求められることが増えてきていますが、変わらないこともあります。
それは、「身につけるべき知識」です。
大学入試改革は、「これからの時代を生き抜いていける人材の育成」 を根底に進められています。
問われることは多くなっていますが、今まで学習してきたことが必要ないわけではないのです。
本当に大変なんです！
これから高校生になっていくみなさん！そして、その保護者の皆様！
ぜひ、年末年始の家族全員が顔を合わせる際には、“将来について”しっかり話してみてください。
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