教室ブログ

2023.09.30

【反抗期のはなし#5】

こんにちは!磐城駅前校です。本日も一人でも多くの方の目に届くことを願い、

投稿させていただきます。

 

前回の続きです。

 

前回は、親は子供の事を我が分身のように思う節があり、その傾向はお母さんによくみられるというお話を致しました。

 

お腹にいた頃、まさに「一心同体だった」という事です。その「感覚」がまだお母さんの脳にインプットされ、「残っている」という事です。

 

それはお腹の中から生れ落ち、対人間として付き合いが始まっても、その「感覚」が消える事はありません。だからお母さんは我が子の事を「自分の事のように」心配し、つい手を掛けたくなるのです。

 

これは生物的な問題ですから、頭で理解できても感覚で理解する事は出来ませんし、ましてや取り外すことは出来ないという事です。

 

子供がテストで良い点数を取ってきたら、まるで自分に起きたことの様に喜びます。子供が友達と喧嘩して怪我でもしようものなら「我が体が痛みを覚えるほどに辛い気持ちになる」という事です。

それほどまでにお母さんと言うのは偉大であり、我が子の事を想っているのであります。

 

では、お父さんはと言うと「境界が引けている」というのが実際です。つまり「自分と我が子の人生は別物である」という感覚を潜在的に持っています。

 

もちろん、子供が喧嘩をして帰って来たりテストの点数が良くないと残念に思います。しかしお母さん程「我が事のように」思っていないのが、お父さんなのです。

 

これは「父親は薄情だ」という事ではなく「生物としてそのようにシステムされている」という事です。古来より、男性は狩りをし家族を養ってきました。その目的は「子孫繁栄」であり「明日食べる食料を調達しなければならない」という責任があります。

 

お母さんの目的は「我が子の将来を願う事」ですが、お父さんは「我が家族が食うに困らない生活を送る事」なのです。つまり、男性と女性ではそもそも、我が子に対する思いや目的が違うという事がわかると思います。そこに優劣を付けてはなりません。善し悪しもなく「そう言うモノ」として、理解しましょう。

 

次回に続きます。

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