教室ブログ

2023.07.18

【政治】④裁判所

【裁判の種類】

<刑事裁判>

犯罪を行った疑いがある人を裁く。

検察官により訴えられた人は被告人。

被告人は弁護士をつけられます。

<民事裁判>

個人間のトラブルを解決する。

訴える側は原告。

訴えられた側は被告。

 

【裁判所の種類】

<最高裁判所>

全国に1つだけ。憲法の番人。

トップは最高裁判所長官。

<高等裁判所>

全国8か所。主に第二審。

札幌・仙台・東京・名古屋・

大阪・広島・高松・福岡。

<地方裁判所>

全国50か所。主に第一審。

各都道府県に1つずつ。

<家庭裁判所>

全国50か所。家庭民事や少年犯罪。

各都道府県に1つずつ。

<簡易裁判所>

全国約400か所。軽微な罪。

 

【三審制】

第一審:簡易・家庭・地方裁判所。

第二審:高等裁判所。

第三審:最高裁判所。

第一審⇒第二審:「控訴」。

第二審⇒第三審:「上告」。

疑わしきは罰せず。

 

【司法権の独立】

裁判官は、良心に従い、

憲法と法律にのみ拘束される。

この「司法権の独立」の象徴的事件が、

「大津事件」の

大審院長・小島惟謙です。

ロシアや世論に屈せず、

司法権の独立を守りました。

裁判官は身分も保証されています。

①心身の故障

②弾劾裁判(前例4件)

③国民審査(前例なし)

の3ケースのみが例外です。

 

【違憲審査権】

国会が作った法律や、

内閣が発した命令・規則・処分などが、

日本国憲法に反していないかを、

裁判所は審査します。

 

【裁判員制度】

抽選で選ばれた6名の一般市民が、

「裁判員」として裁判官とともに

地方裁判所での第一審に参加。

司法への国民の視点の反映が目的。

しかし拘束時間が長く、

心理的負担も大きく、

80%が辞退か欠席という現状です。

 

【死刑制度】

死刑制度あり

:日本・中国・インドなど。

死刑制度なし

:ヨーロッパ・ロシアなど。

死刑賛成派の意見

:遺族感情・抑止力など。

死刑反対派の意見

:冤罪の可能性・国家の殺人など。

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