教室ブログ

2023.07.03

【世界史】【ストーリー①古代オリエント】

そもそも「オリエント」とは

「日が昇る処」の意味で、

イラン・イラク・トルコ・イスラエル・

サウジアラビア・エジプトらへんです。

メシポタミア文明・エジプト文明、

ユダヤ教・キリスト教・イスラーム教、

が誕生したまさに「文明発祥の地」。

 

オリエントの中でも、

イラン・イラク周辺、

ティグリス川・ユーフラテス川周辺を

「メソポタミア」と言います。

シュメール人と呼ばれる人々が、

最古の文字「楔形文字」を発明し、

「メソポタミア文明」が栄えました。

 

その後「バビロン第一王朝」が成立、

「目には目を、歯には歯を」の

同害報復の「ハンムラビ法典」

が作られました。

 

その後、バビロン第一王朝は、

鉄製武器と戦車による軍事力を持つ

「ヒッタイト」に滅ぼされました。

しかしそのヒッタイトも、

系統不明の「海の民」により滅亡。

 

いっぽうエジプトでは、ナイル川周辺に

「エジプト文明」が繁栄。

古代エジプトは、

古王朝・中王朝・新王朝の

3つに区分されます。

王はファラオと呼ばれ、

その権威を示すためピラミッドを建設。

あの最強軍事力を持つヒッタイトとは

世界初の和平条約を締結します。

 

ちなみに

ヒッタイトを滅ぼした「海の民」は、

ギリシアのミケーネ文明、

エジプトの新王朝にも

脅威を与えたらしい。

 

「海の民」のあとは、

のちの「アケメネス朝ペルシア」の

公用語にもなった

「アラム語」を生んだ「アラム人」、

のちの「アルファベット」の

原型になった「フェニキア文字」

を生んだ「フェニキア人」、

のちに「ユダヤ教」を生んだ

「ヘブライ人」などが活躍しました。

 

そして初の世界帝国「アッシリア」が、

オリエント全域を統一します。

しかし圧政によりすぐに滅亡、

エジプト・新バビロニア・

リディア・メディアに分裂します。

 

そして「アケメネス朝ペルシア」が、

オリエントを再統一。

新バビロニアを征服、

ユダヤ人を「バビロン捕囚」から解放。

ダレイオス1世のとき最大版図を実現。

「アッシリア」と違い

寛容な政策で長時間存続しますが、

ギリシア世界との

「ペルシア戦争」に敗北、

さらにはマケドニアの

アレクサンドロス大王に滅ぼされます。

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