教室ブログ

2023.04.24

【日本史】【歴代内閣】宮澤喜一(自由民主党)

【宮澤喜一】(自由民主党)

 

自民党の保守本流と言われる、

吉田茂&池田勇人の流れを汲む、

「宏池会」の宮沢が組閣しました。

 

PKO法案

(国連平和活維持活動協力法)が成立、

自衛隊の海外派遣が可能になりました。

最初に派遣されたのはカンボジアです。

宏池会は「ハト派」「護憲」なのに…。

 

そしていよいよ

「バブル(平成)景気」の泡がはじけ、

「失われた30年」が始まります。

その遠因は

中曽根政権の「プラザ合意」です。

 

 

その「バブル」、簡単に説明すると。

 

「円安ドル高」で

日本は輸出で儲け過ぎ

それがアメリカの不興を買い

「プラザ合意」で

「円高ドル安」に強制修正され

輸出不振(不況)となった

政府はみんながお金を借りやすいように

公定歩合を引き下げた

みんなバンバンお金を借りて

不動産や株式を買い漁り

土地や株の価格が

実体以上に跳ね上がっちゃった

焦った政府は公定歩合を引き上げた

お金を借りにくくなった

みんなの投資欲は一気に冷め

土地や株の価格は急落

調子に乗って借りまくったお金を

みんな返せなくなった

 

こんな感じです。

 

 

野党提出の内閣不信任案が、

身内自民党の羽田派(小沢一郎軍団)

のまさかの賛成により可決され、

宮澤はその後の総選挙で大敗し退陣。

「自民党の徳川慶喜」

と揶揄されました。

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