教室ブログ

2023.04.16

【人は困らないというお話#終】

こんにちは!磐城駅前校です。本日も一人でも多くの方の目に届くことを願い、

投稿させていただきます。

 

前回の続きです。

 

物事には何においても「捉え方」と言うものがあります。アドラー心理学では全ての行動原理を「目的論」の視点で捉えます。

 

つまり「勉強をしないからダメだ」ではなく「勉強をしないという行動を取っている」という捉え方をしてみましょう。

 

「勉強をしないからダメだ」だと、思考停止です。その先の解決策を見出す思考・行動を取る事が出来なくなります。

 

しかし「勉強をしないという行動を取っている」という捉え方をしたとき、「じゃあ勉強をするという行動を取るには?」という逆転した発想を持つ事が出来ます。

 

人間も「困った状態」を想像することで「困らない状態にする」という発想が生まれるという事です。そしていざ、一見困ったように見えていても、その人は「学んでいる」という事です。

 

だから「人は困らない」という事です。一旦つながりましたでしょうか?

 

モノの捉え方と言うのは自由です。ですので、興味のある方は私の捉え方を参考にして頂いてもOKですし、「いや、私はこう思う」であればそれでOKだという事です。

 

以下は余談になりますが、人類とは「転ばぬ先の杖を探し続けている」歴史があります。ところが転ばぬ先の杖が見つかったためしがないと先に申し上げます。

もしその杖が見つかったならいかがでしょう。「人類の発展」がなくなってしまいます。

 

近年、日本でもこのままだと「いつ地震が来るかもわからない」や「世界恐慌が起きるぞ」や「食べ物が枯渇ずるぞ」なんて言う風に、不安を煽るようなニュースが蔓延していますね。

 

しかし、よくよく考えてみてください。「このままだと」なんてことがありますか?人類は常に「転ばぬ先の杖」を探し続けた歴史があると申しました。

つまり「このまま」なんて言う事はありえないという事です。必ず「次の対策」を考えるのが人類だという事です。

 

第二次世界大戦中、「お国の為に」と数々の若い命が散りました。その方々は本当に「お国の為に」と思い、身を投じたのだと思うと頭が下がる思いであります。そして戦時中、「この戦争に負ける事は日本崩壊を意味する」と言い、大義名分の為に勝つための戦争をしました。

しかし、どうでしょう。戦争に負けても日本は崩壊していません。それどころか、高度成長期を迎え先進国に成り上がったではありませんか。

 

ですので「困ったことは起きない」つまり「その時々で何かしらの対策をする」のが人間であります。

 

将来起こるかどうかも分からない事象に不安を抱き、憂うのはもうやめましょう。過去の失敗を嘆き、後悔の念を抱く事も必要ありません。

 

私たちは「今」を生きています。私が「今」と言った瞬間、既にそれは過去になっているのです。

 

必要なのは「今この瞬間だけ」だという事です。「今」が過去を作り未来を作ります。

その点が線としてつながった時、「やっててよかった」と思うのです。

だから「今」を大切にしましょう。

 

そして、「困った状態」を何か大事のように捉えないでください。問題が起きると必ず解決策があります。しかし、その解決策と言うのはあなたが見たくない場所、見えにくい場所であることが多いです。そのことに気付き、本質を取り扱うようにしましょうね。

 

色んな視点、捉え方を参考にすることはとても勉強になります。

ありがとうございました。

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