教室ブログ

2023.02.26

【大人の目のはなし-1】

こんにちは!磐城駅前校です。本日も一人でも多くの方の目に届くことを願い、

投稿させていただきます。

 

本日のお話は全く難しいお話ではありません。そしてこれが正しいとも思っていません。こういったモノの見方もありますよね、というお話です。ですので、難しく考えず、楽な気分でご一読ください。

 

あるご家庭に新しい子供が出来たとします。そのご家庭は子供が出来る事を心待ちにしていました。晴れて出産をし、親戚や友人を20名程を招いてお披露目会を開きました。

みんながその赤ちゃんを抱っこしてみたり、お父さんやお母さんにお祝いの言葉を掛けています。今回はこのお母さんをAさんとします。

 

そんな中、ある人はこんなことを言いました。この方をBさんとします。

「あなた、本当によかったわね。私のところは二人子供がいるんだけど、二人ともやんちゃで。本当は三人目を産もうかと迷ったんだけど、どうしようかしら。」なんて言います。

 

この光景を想像した時、皆さんはどう思いますか?当然、「場違いだし胸糞悪い」と思いますよね。

 

そんなことをわざわざ言いに来て、Aさんはムッとした表情をしました。そして我慢ならないから「そうなんだ。でもわざわざ今言わなくてもいいんじゃありません?」なんて、つい言い返してしまいました。

 

この二人に今何が起きているかと申しますと、「マウントの取り合い」であります。

一見、Bさんが加害者で、Aさんが被害者のように見えますが、違うんですね。

 

「言われた側の身になれ」と言うのはごもっともです。ところが、言われた側のAさんも言った側のBさんと同じ目線に立ってしまっています。つい感情的になるのもわかります。ところが同じようにし返したのでは「子供の目」です。別にAさんが悪いという事ではありません。しかし、喧嘩は同じレベルの者同士でしか起きないとはこういう事です。

 

今回は「大人の目」の話ですので、もしAさんが大人の目を持っている場合、笑顔でこのように言うでしょう。「ありがとうね。でも私はこの子が生まれて来てくれただけで十分幸せなんです。今はこの幸せを嚙み締めたいんです。」

 

もしこのようなやり取りを周りの人が見聞きしていたらどうでしょう。「Aさんは大人だなぁ。私だったら言い返してしまうのに、なんて立派な物の考えなんだろう」と思いませんか?

 

次回に続きます。

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