教室ブログ

2022.06.01

駅前校その57

6月になりました。個別指導Wam和歌山駅前校からです。

今月から高校生の三者面談も開始しますが、とくに受験生は英語の勉強のほうは抜かりないでしょうか。

 

今日は先月の続きです。英文を読んでいくときに現れる記号の続きでコロンやセミコロンについてです。

 

2、コロンとダッシュ

コロン(:)とダッシュ(―)の働きはほぼ同じと考えてよいでしょう。両方とも、後ろが前の部分の説明や具体例となっています。コロンやダッシュによって説明する部分は、そこだけでは内容はよくわからないところです。

 

A=わかりにくい、つまり未知の部分 : B=具体的で既知の表現で説明しなおす

コロンの前には必ずわかりにくい、未知の部分があると考えて下さい。

下線部のコロン(:)以下で説明し直しています。

 

I’ll tell you what I did : I laughed out loud!  (何をしたか教えてあげる。大笑いしたのよ!)

The sky was that ambiguous color peculiar to Tokyo: very faint traces of white seemed to have been mixed into the blue.    (空は東京独特のあいまいな色をしていた。青にとても薄く白を混ぜたようだった。)

He is an atheist― a disbeliever in God. (彼は無神論者だ。つまり神を信じない人間だ。)

 

 

次にセミコロンについて説明します。これも適切に捉えないと、長文読解がスンナリいかないことがあります。

 

3、セミコロン

セミコロン(;)は、コロンと違って論理的な接続関係を示す記号と考えればよいでしょう。だから、セミコロン(;)のほうが、しるしの前後で切れる感じは強いです。コロンの用法と明確に区別することが必要です。

⇒単語でいえば等位接続詞、and, but, or, for (接続副詞 besides, however, therefore)の意味となります。

 

Yesterday we went to karaoke; each of us sang twenty songs.

(昨日カラオケにいっ、それぞれが20曲ずつ歌った。)

To trust a very kind stranger is not wise; no one knows that he has no evil intention.

(見ず知らずの、妙に優しい人を信用するのは賢明ではない。そこにどんな悪意が隠されているか分からないからだ。)

 

 

それぞれ役割を確認できたでしょうか。

本日は以上となります。

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