「読書について―1」で紹介した、「おばちゃんたちのいるところ」で松田 青子さん が世界幻想文学大賞を受賞されました。(先見の明ありです)
文学賞といえば、、、
芥川賞と直木賞がすぐに思い浮かぶのではないでしょうか。
芥川賞は純文学に、直木賞は大衆文学に与えられる賞です。大きな賞なので受賞者は一夜にして人生が変わるらしいです。
今回ご紹介するのは、SFと賞つながりで
筒井康隆著 「家族八景」
今では直木賞は推理小説にもSF作品も受賞することがありますが、昔はSF作品は受賞することは難しかったようです。
この「家族八景」が直木賞の候補になったことがありますが、受賞できませんでした。家政婦の火田七瀬という人のこころがわかる女性の話です。心が読めるので、人間の醜い心などを知り、苦悩するという本来は深い話なのです。人の心が読めるというSF要素が受賞を逃した要因といわれています。
この作品は3部作となっており、シリーズ2作目の「七瀬ふたたび」が
NHKでドラマ化され、主人公の七瀬役の池上季実子さんにあこがれたという思い出深い作品です。
次回続きは賞つながりの予定です。
すべて無料!
丁寧にサポートさせていただきます!
お急ぎの方はこちら! 電話でもお伺いいたします!
フリーダイヤル(受付時間10:00~22:00) 0120-20-7733