教室ブログ

2021.05.14

【手紙の効用にて】

こんにちは。Wam四箇郷校です。「暦」の上は「夏」を迎え、正にその文字の如く今週は「夏日」が到来ですね。日中は最

 

早2枚の重ね着でも汗ばむのではないかと言う位の陽気ですし、特にお昼過ぎの車の中は、体感温度がさらに暑く感じられそ

 

うな様相ですから、「熱中症」にはそろそろ注意の時期ですね。さて、GWが明け、各学校の方ではテスト期間に突入した学

 

校が多いかと思われます。とりわけ、中学校の教科書内容が変更になりましたが、特に以降、この1年間は、各教科「学ぶ

 

側」も「指導する側」も「教科書」との「距離感」を掴む為の大事な1年間になりそうですね。理科も植物についての「言

 

葉」の「細分化」や、従来の用語についての表現の方法が微妙~に変わっていたりしています。また、英語に関しては特に中

 

学3年生の皆さんは、概ねの大勢かと思われますが、今年一番「学ぶ側」「指導する側」双方、「七転八倒」するのではない

 

かとやはり思います。単語・熟語一口に申しても、いわゆる「みなし既習分」も含め、以降覚える必要が有る量の多さに比例

 

して、反復練習する時間も必要になって来るでしょうから、受験対策も兼ねて、計画的な時間の確保と、それらの実施に努め

 

る必要が出て来ると思います。例えば、上の兄弟がいらっしゃれば「間接話法」「仮定法」って何?と聞いてみられるのも、

 

コミュニケーションの種の一つになるかも知れないですね。私自身は、やはり国語に食指が動いてしまうのですが、このテス

 

ト期間にて、新教科書の作品にようやく触れました。2年生の教科書からだったのですが、冒頭の「谷川俊太郎」さんは、敢

 

えて置いといて・・・、「手紙の効用」と言う全く初見の作品でした。※改めて各学年のラインナップを見てみると、古文・

 

漢文・おなじみの現代文など「普遍的」な作品の数よりも初見の作品が多いので、勝手ながら作品の中に「飛び込む」機会が

 

多くなるかと思われます※ たった数ページでしたが、毎週金曜日にブログを「自分」の「任意」で更新している私自身に

 

とっては、「文章」を書く時の注意点を改めて、説かれた様な気概になりました。伝える内容の「堅さ」「柔らかさ」も有る

 

でしょうが、「自分の思い(想い)」を伝える「方法」の例として、「会話」や「手紙」が有ると思います。今や、他の方法

 

も有りますが。違いを一つ言えば、文字に残るか残らないかでしょうか?ただ、残ってしまえば、また、残らなかったとして

 

も、忘れられなければ、よくも悪くも、人の心に「遺って」しまうのだろうか?と思います。そういう意味では「言葉選び」

 

の「慎重さ」が必要になって来るでしょうね。会話ではその場での「言い直し」が利くが、手紙では恐らく「書き手」が居な

 

い所で「読み手」が読むであろうから「言い直し」が利かない、と言うよりは「コミュニケーションの「融通」ではないかと

 

思います。会話の「利点」としては。ただ、「手紙」等、「言い直し」や「訂正」が利かない「一発勝負」の場では、自分が

 

普段どれだけの言葉を知っていて、相手の事を理解出来ているのか?と言った「気品」さの様な物を試されて居る様な気にも

 

なります。そういう言う意味では、「読み手を意識」しないといけないのでしょうね。「推敲」の時間が「文章力」に比例し

 

て、更にその比例した物が「会話力」に生きると読み取れます。「独りよがりの言葉はどんなに流麗な言葉でも相手の言葉に

 

はなかなか届かない(原文ママ)」という表現が有りますが、逆に平易でありふれた言葉だったとしても、相手にその意味が

 

伝わって心に届けばやはりそれも一応正解なのでしょうね。独りよがりか否かに関して、「「個性」とは周りの人の納得と承

 

認が有って初めて輝くもの」と言う言葉は、野村克也さんが「個性」と「自分勝手」は根本的に違う事を説かれた言葉です。

 

私自身は「親切」と「お節介」の2つにも当てはまる様な気がします。私事ですが、今期「カラフラブル」と言うドラマを見

 

ております。「ゆうたん」の過去の女友達を見ていてふと思ったのですが、「あなたの都合」はあくまで「あなたの都合」で

 

あって「自分の都合」では無いのですよね。それをどういう風にお互いの「納得」「承認」「理解」に持ち込むのかと考えた

 

時、やはりそれは容易(たやす)い事ではないのでしょうね。どんどんマスクが暑苦しくなってくると思いますので、熱中症

 

等も含めて体調には十分に気を付けて下さい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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