教室ブログ

2021.03.26

【若さと忙しさ】

こんにちは。Wam四箇郷校です。3月も残す所あと一週間足らず、充電期間に入った方も多いかと思います。心や体を休

 

める事は実に大事ですが、新しい一年に向けての下準備も、時間や気持ちが許す限り、忘れずに行いたいものですね。私の教

 

室までの道中の並木道でも梅から桃、桃から桜へと、賑やかしのバトンタッチが行われており、この季節の移ろいをあと何回

 

体感する事が出来るのであろうかと思うと、時間と言う物は本当に年を経る毎に、ますます惜しまれるもので有るなとつくづ

 

く感じる次第です。出来れば、気になる事は早い内に積み重ねておく必要が有るでしょうね。「年を取った人間は、若さが買

 

えるなら一億円だって払う。若いと言う事はポケットに一億円持っているのと同じ。でも使わないでいると無くなってしまう

 

から使わないと(微弱に端折り)」久しぶりに他の方の言葉を借りますが、島田紳助さんの言葉です。心も体も若い頃は、病

 

気等の心配も殆どせず、勢いに任せてある程度の無茶や無理を敢えてして、失敗も人間性の肥やしとして、「夢」や「理想」

 

の範囲内で頑張れる時期が有ると思います。ですが、年を取って仕事に板がついたり、守るべき物や人が出てくると、今の生

 

活等「現実」を維持する事も考えなければならないでしょうから、「範囲」を決めずに、感情の赴くままに頑張る事は、難し

 

くなってくるのですよね。いい意味で自分勝手に自分の為に頑張れる時間が無くなっていってしまうのだと思います。まさし

 

く「時は金「以上」なり」なのでしょうね。人道上、本来はよろしくないのでしょうが「若くない」と言うだけで、気持ちに

 

引け目を感じてしまったり、「若ければ」と言って新たに何かに挑戦する事をためらってしまったりする事もあるかもしれま

 

せん。私からすれば、「頑張ろうと」思えば恐らく自分なりの形の範囲で頑張れる事は頑張れると思うのですが、現在の「現

 

実」を維持しつつ頑張る、としたとして、一番四苦八苦したり、思い悩まされるのは、頑張る為に費やす「時間」をどうやっ

 

て作るか?と言う事だと思うのです。そういう意味では、「年を取ってからでは「遅い」」と言い回しは理にかなっているの

 

だろうかと思います。頑張ること自体は「遅く」はないのでしょうが、もう少し早ければ「時間」を作る事に苦労しない(し

 

なかった)のではないだろうか?と思う次第です。最近、「年齢的」や「肉体的」に若い人達を見ていると羨ましくなってく

 

るのですね(笑)自分はこの年代位で何かに夢中になって頑張っていただろうか?とかこれぐらいの揺るがない信念や考えを

 

持っていたのだろうか?と勝手ながら恥ずかしくなりつつ、「後何年か早ければ」と自分自身を少し責める気持ちにもなるの

 

です。それ故、今目の前の事を基本としてはまず頑張ると言う事は大事でしょうね。自身のそれまでの行動故の境遇でしょう

 

から。語弊が有りますが、まだ「守られて」いたり、「恵まれて」いる内は、「勝手」が利くと思いますから、人に迷惑をあ

 

る程度かけてしまう事も一つの愛嬌として、思う様にすればいいのではないかと思います。私自身は恐らく「若い」と見られ

 

ていた時分は、「失敗」を「失敗」と認識する感受性すらなく、その「若い」をある程度過ぎてから「失敗」を「失敗」と認

 

識するようになったと思うので、そういう意味では、もっと色々な事を早い内にチャレンジすればよかったと言う気持ちと共

 

に、もう少し早ければ、という気持ちが有るのですよね。そのまま言ってしまいますが、だから「若さ」って本当に何物にも

 

代えがたい流動的な財産だと思いますよ(笑)。減価償却されない内に消費する方が有効活用出来ると思います。でも、チャ

 

レンジすると言うと偉そうですが、「自分の範囲内」で「やってみる」と言う事自体は遅くはないと思ったりします。「全

 

く」やらないよりは、心の置き所や拠り所が有るとおもいます。その代わり「忙しさ」との戦いになるでしょうが、それは

 

元々と言う事で。年を経てからも、「忙しさ」からどれだけ学べるかという事は、自分自身の「人間力」のバロメーターで

 

しょうね。「新生活」「新年度」の始まる方が多いかと思います。まだまだ朝晩は寒いですから体調に気を付けて「頑張っ

 

て」下さい。

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