教室ブログ

2017.11.20

流行性感冒

こんにちは、Wam六十谷校の川口です。

期末テストも近づいてきましたが、年末・年始に向けてインフルエンザによるダメージを抑えるために予防接種を受ける時期になってきました。特に受験生は1月の休み明けに入試がある方もいますので、普段の勉強の成果を発揮するためにも体調を万全にすることも準備の一つだと思います。

 

流行性感冒というと風邪のイメージがありましたが、インフルエンザも同じ流行性感冒ですし、どちらもウイルスによる感染から起こるようです。一般的な風邪はライノウイルスが感染した細胞がサイトカインという特殊な情報伝達物質を分泌して、周囲の免疫細胞を呼び寄せることで炎症反応が起こります。インフルエンザも原理は似ています。

 

インフルエンザは影響(influence)を意味するイタリア語から来ているらしく、中世で原因不明の高熱を起こすこの病気に対して、星の配列がそれに影響していると人々は考えていたようです。インフルエンザは鳥や豚の体内で別のウイルス株と遺伝子再集合や抗原の突然変異を果たして合体したり、新しい分身を生み出したりと、細菌でも細胞でもない非生物でありながら、子を生み出すように増殖していくので不思議な感動を覚えます。彼らはワクチンを作っても形を変えていくので、人とは共存しながら生きていくものであると受け入れねばならないと思います。

 

風邪をひいた時に抗生物質を使ってしまいがちですが、免疫疾患を予防するためにも免疫系が過剰反応しないように自分を鍛える必要があると最近感じます。

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