和歌山北高等学校 (わかやまきたこうとうがっこう)

  • 公立
  • 和歌山県和歌山市|公立|共学

基本情報

和歌山市にある県立高校。北校舎(普通科)と西校舎(普通科・スポーツ健康科学科)の2校舎制で、学力向上と心身の健全な発達を重視している。普通科では進学を目指した基礎学力の定着と応用力の育成、スポーツ健康科学科では競技力向上と健康・福祉分野への理解を深める教育を行う。「文武両道」を校風とし、地域と連携した特色ある活動を推進している。

所在地

北校舎 〒640-8464 和歌山県和歌山市市小路388
西校舎 〒640-0112 和歌山県和歌山市西庄1148-1

アクセス

北校舎
南海加太線「紀ノ川駅」から徒歩5分
和歌山バス「楠見中」バス停留所から徒歩6分
和歌山バス「紀の川駅前」バス停留所から徒歩7分

西校舎
南海加太線「二里ケ浜駅」から徒歩13分
南海加太線「西ノ庄駅」から徒歩15分
和歌山バス「ゲートゴルフ場前」バス停留所から徒歩8分

沿革

昭和39年4月、全国で2番目に体育科を設置した輝かしい伝統を持つ学校です。全体の3分の1程度が体育の専門科目となります。平成24年には保健体育科がスポーツ健康科学科に変更され、また、県立和歌山西高等学校と統合され、現在の北・西の2校舎体制へ。以後、普通科とスポーツ健康科学科の両輪で文武両道の教育を推進。

偏差値

普通科(北校舎) 44
普通科(西校舎) 39
スポーツ健康科学 42

学部・コース

普通科(北校舎・西校舎)

基礎学力の充実を図り、進学・就職双方に対応。2年次より文系・理系選択制を導入し、大学・短大・専門学校進学を支援する。地域課題をテーマにした探究活動やボランティアにも積極的に取り組む。

スポーツ健康科学科

スポーツ・健康・福祉分野を専門的に学ぶ学科。体育の専門科目がカリキュラムの約3分の1を占め、実技・理論を融合させたカリキュラムで、競技力向上と健康科学的知識の習得を目指す。トレーニング理論やスポーツ栄養、救急法なども学び、将来の進学・指導者・医療・スポーツ関連分野への基礎を築く。

入試傾向と対策

試験科目別対策

国語

配点

100点

合格目安

50~60点

傾向と対策

【傾向と対策】
和歌山県の国語は、漢字・文法・慣用句・古文などで大問1つ、説明文で大問1つ、物語文で大問1つ、条件作文で大問1つの大問4つ構成です。
条件作文は200字程度で、資料などの読み取りが必要な場合があります。条件作文の配点が15点あるので、ここでしっかり点数を取っておくのがポイント!
漢字の読み書きはそこまで難しいものは出ないので、日々漢字の勉強をしておきましょう。漢字の配点も15~16点あり、ここも得点源です。
基礎的な国語の知識(文法・敬語など)と、長文の読解問題に慣れておくことが必要です。

数学

配点

100点

合格目安

40~50点

傾向と対策

【傾向と対策】
和歌山県の数学は5科目の中で最も平均点が低い科目です。
大問4つで構成されています。大問1(小問集合問題)は基礎的な問題が出ており、得点源になっています。計算特訓などをして対策しておきましょう。
大問2の問題も、連立方程式や確率・箱ひげ図などの問題が出るので、解ける問題はミスの無いよう解けるようにしましょう。
時間配分に注意して、確実に点が取れる問題から手をつけていくよう意識しておきましょう。分からない問題を解くより「解ける問題」を間違えないよう見直しすることを優先しよう。

英語

配点

100点

合格目安

35~50点

傾向と対策

【傾向と対策】
和歌山県の入試ではリスニングで大問1つ、英作文で大問1つ、残りはすべて長文問題です。
適切な文を選ぶ問題や、英語や日本語の記述問題が多いので、読解力と表現力が必要になります。
リスニング・英語長文練習を毎日行い、英文を聞き取る力・読解力を磨いていきましょう。
長文読解練習は短い文章のものから取り組んで、内容を理解することに意識を向けましょう。
また、リスニング(25点配点)・英作文(10点配点)となっているので、得点源になっています。

理科

配点

100点

合格目安

30~40点

傾向と対策

【傾向と対策】
和歌山県の理科は、様々な分野から基本的な問題が小問集合形式で大問1つ、生物・地学・化学・物理からそれぞれ1つずつの大問4つ構成です。
数値を計算する問題や作図問題、文章の記述問題が多く出題されます。大問1では全単元の基礎知識内容が出てくるので、応用問題より1問1答形式の基本問題で鍛えておこう。
生物・地学・化学・物理の分野の中で、自分の得意・好きな分野をしっかり取れるように、範囲を絞って勉強するのも良いでしょう。

社会

配点

100点

合格目安

35~50点

傾向と対策

【傾向と対策】
和歌山県の社会は、地理・歴史・公民で各大問2つずつの大問6つ構成です。
地理では世界地理・日本地理、歴史では原始時代~中世・近世~近代に分かれています。用語を書く問題や基本的な知識について記述する問題が多いので、そこで点数を取っておくことが大切になります。
勉強法としては、1問1答形式の基本問題で全体の必要事項は覚えておくように鍛えておこう。

受験対策について

5教科で150~200点程度を目安に合格している状況です。北校舎のほうが西校舎・スポーツ学科よりも合格点数は高めになっているので、どちらを志望する場合でも、180点あたりを目安として取っておくといいでしょう。
勉強方法を一つ挙げるとすれば、「くりかえすこと」です。重要点・弱点のチェックができたら、その知識が実際に使いこなせるかどうか、過去の入試問題集で再確認しましょう。入試では「できる問題から解く」ことが大切です。そのためにも出題の流れをチェックしておくようにしましょう。スポーツ学科に推薦入試で受験する場合は、学力よりも実績が大切になっていますが、基礎的な知識は覚えておくようにしましょう。

特色

教育方針

教育目標は「知・徳・体の調和を図り、社会に貢献できる人間の育成」。 一人ひとりの個性と能力を尊重し、確かな学力と豊かな人間性の両立を目指す。 地域と協働した教育活動を重視し、実践的な学びを通じて「生きる力」を育てる。

学校行事

体育祭、文化祭(北高祭)、校外学習、修学旅行、マラソン大会、球技大会

クラブ活動

【文化系】
吹奏楽、美術、演劇、写真、書道、茶道、コンピュータ、科学、JRC、科学、合唱 ほか

【体育系】
野球、サッカー(男女)、ソフトボール、ラグビー、陸上、テニス、バスケットボール、バレーボール、剣道、柔道、卓球、水泳、バドミントン、レスリング ほか

進学実績

【国公立】筑波大学、和歌山大学、大阪公立大学、奈良女子大学、滋賀大学、和歌山県立医科大学 ほか

【私立】近畿大学、関西大学、龍谷大学、桃山学院大学、大阪産業大学、和歌山信愛大学、関西外国語大学、大阪体育大学 など

【就職】地元企業、公務員、医療・福祉・スポーツ関連分野など幅広く実績あり。スポーツ健康科学科ではトレーナーや指導者を志望する生徒も多い。

和歌山市の個別指導塾WAM

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