初芝橋本高等学校 (はつしばはしもとこうとうがっこう)

  • 私立
  • 和歌山県橋本市|私立|共学

基本情報

和歌山県橋本市にある男女共学の私立高校。校訓は「誠実剛毅」。独自の「セルフデザイン」を軸に、学習・行事・クラブを通して主体性と協働性を育む。高校には立命館コース/プレミアム進学コース/スポーツコースを設置し、難関大進学や高大連携、トップアスリート育成まで多様な進路に対応する。併設する中学校は2024年度から募集を停止。

所在地

〒648-0005 和歌山県橋本市小峰台2丁目6番地の1

アクセス

南海高野線「林間田園都市駅」より南海りんかんバス「初芝橋本高校前」バス停から徒歩約3分
スクールバス運行
(和歌山県内では橋本市、岩出市、紀の川市内に、奈良県内では橿原市、五條市、御所市、葛城市、大淀町内に停留所を設置)

沿革

学校法人大阪初芝学園の高等学校として1991年4月に「初芝橋本高等学校」開設、同年5月に開校式・5月5日を創立記念日に制定。1995年には中学校を併設し中高一貫体制を整備。2008年に学校法人立命館と提携協定を締結し、立命館コースを設置。スポーツ分野では、サッカー部が全国大会で優秀な成績を収めている。教育内容の充実と施設整備を進め、現在は高大連携や探究活動、スポーツ強化など多様な教育活動を展開している。

偏差値

プレミアム進学コース 62
立命館コース 60
総合進学コース 52(※2025年度の募集要項では確認できません)
スポーツコース 49

学部・コース

普通科(各コース)

【プレミアム進学コースα】
2026年度から立命館コースに統合。「多様な個性を伸ばす」を掲げ、基礎〜発展の系統指導で近畿大学合格相当の学力到達を目標に、上位大への進学を狙う。 成績優秀者は一定の条件を満たせば、学年進級時に他コースへのクラス変更が可能。

【立命館コース】
立命館大学・APUとの連携で探究・交流を早期から実施。所定基準を満たせば進学可。大学や大学院での学びを視野に、「社会や学問への関心と知識」「資料収集・分析の能力」「プレゼンテーションスキル」「留学も可能な英語運用能力」の育成に注力。

【スポーツコース】
競技力と人間力の双方を育成。挨拶・奉仕を重視し、トップアスリートと進路実現をめざす。*重点クラブを対象とした専願制の特別選抜入試あり。
*男子:サッカー、硬式野球、バスケットボール
*男子・女子:柔道

【プレミアム進学コース】
大学・短大・専門学校などへの進学を目標とし、学業と部活動の両立を支援するコースです。受験対策に特化した科目や、将来の進路に合わせて理系・文系・専門分野の選択肢を用意し、資格取得の支援やキャリア教育も行われることが特徴です。

入試傾向と対策

試験科目別対策

国語

配点

100点

合格目安

60~70点(50~60点)

傾向と対策

【傾向と対策】
大問4つで構成されています。大問1は漢字(書き4問、読み1問),大問2は説明的文書,大問3は文学的文章,大問4は古文となっています。
大問1の漢字の読み書きは読解の基礎基本となってきますので、しっかり力をつけておきましょう。大問2・3では、内容把握、理由説明、接続語、脱文挿入や文法・適語補充などが出題されます。選択問題は紛らわしいものもあるので、文章の読解力をつけ文脈を正しくつかむことを心がけておきましょう。
大問4の古文では、仮名遣い・口語訳・内容把握などを中心に、基本的な古文の読解力が求められています。古文を読み慣れておくことが大切となってきます。
過去の入試問題を分析し、的をしぼって勉強するようにしましょう。

数学

配点

100点

合格目安

60~70点(50~60点)

傾向と対策

【傾向と対策】
大問4つで構成されています。大問1は計算問題(平方根を含む)。大問2は(方程式、関数、確率、図形)などの基礎的な問題です。大問3は関数、大問4は方程式もしくは図形の求め方を答えさせる問題となっています。大問3・4の問1は必ず解けるようにしておきましょう。
毎年、計算問題が多く出題されます。分数や指数、平方根の計算にしっかり慣れておく必要があります。
計算問題の正答率で、数学の合格目安を分けるといっても過言ではありません。

英語

配点

100点

合格目安

60~70点(50~60点)

傾向と対策

【傾向と対策】
大問7つで構成されています。大問1は長文読解・大問2は発音もしくはアクセントの選択問題,大問3は空所補充(選択)大問4・大問5は空所補充,大問6は整序英作文,大問7は和文英訳となっています。
大問1の長文読解の提示文がかなり長いので日頃からできるだけ多くの長文を読み、文意をつかみながらスピードを上げて読むことが大切になってきます。和文英訳や整序作文が出題されるので、基本的な構文をマスターして英作文の力を養っておきましょう。

理科

配点

100点

合格目安

60~70点(50~60点)

傾向と対策

【傾向と対策】
様々な分野から基本的な問題が小問集合形式で大問1つ、生物・地学・化学・物理からそれぞれ1つずつの大問4つの計大問5つの構成となっています。生物は、細胞・生殖・遺伝・人体などの基礎知識を問う形式です。地学は、地震・天体・天気などから基礎知識を問う問題。化学は、基本的な問題が多いですが、やや難しい計算問題もあり。物理は、電流回路や電熱線の発熱量などの計算問題を練習しておく必要あり。
対策としては、教科書の内容を理解し、重要語句・公式を確実に身につけておくことが大切です。また、物理の計算問題がよく出題されているので、計算問題の演習を数多くしておきましょう。

社会

配点

100点

合格目安

60~70点(50~60点)

傾向と対策

【傾向と対策】
大問4つで構成されています。大問1は世界地理、大問2は日本地理、大問3は歴史、大問4は公民となっています。地理では、日本地理・世界地理ともに地図や統計などの図表がよく出題されるので、資料を読み取る力は必須です。自然や産業をテーマとした問題が多く出題される傾向あり。歴史では、古代から現代までの歴史の流れを、時代やテーマごとに分けながらの出題となっています。公民では、日本国憲法を中心に、政治のしくみがなどが出題されます。
対策としては、各分野とも正確な知識が必要となるので、重要な用語を整理しておきましょう。また、人物についての出題が必ずあるので、漢字で正確に書けるようにしておきましょう。各国・各地域の特色をよく理解しておくことも大切になってきます。

受験対策について

昨年度までのプレミアム進学コースα(国公立コース)と立命館コースが2026年度からは統合され、立命館コースとなります。学校の説明では、立命館大学の合格をもっていながら国公立大学を目指せるコースということです。プレミアム進学コースは今までのアドバンス・進学総合にあたるコースになります。点数的には、立命館コースで320~350点、プレミアム進学コースで200~230点程度を目安に合格している状況です。スポーツコースならさらに点数は下がります。
受験方法は、3教科型(国数英)と5教科型(国数英理社)があるので注意が必要です。理科や社会が得意な人は5教科受験がお薦めです。
過去の入試問題を解いて、出題傾向をしっかりと把握しましょう。英語に関しては、50分では解ききれない量となっています。入試では「できる問題から解く」ことが大切です。そのためにも出題の流れをチェックしておくようにしましょう。

特色

教育方針

校訓「誠実剛毅」のもと、スクールミッションとして「多様な目標を持つ仲間が夢を実現する学校」を掲げる。スクールポリシーでは「自分をつくる/社会をつくる/未来をつくる」を根幹に、探究「初橋探究」と計画・実行力を育む「セルフデザイン」を全校で展開。

学校行事

オリエンテーション、球技大会、初橋祭(文化祭)、体育祭、芸術鑑賞会、修学旅行、防災訓練、探究発表会、校外学習 ほか

クラブ活動

【文化系】
吹奏楽、放送、美術、書道、茶華道、パソコン、インターアクト ほか

【体育系】
サッカー、硬式野球、硬式テニス、卓球、陸上競技、バスケットボール、柔道、剣道、なぎなた、ゴルフ、水泳 ほか

進学実績

【国公立】
和歌山県立医科大学、和歌山大学、大阪教育大学、神戸市外国語大学、奈良県立大学、秋田公立美術大学 ほか

【私立】
立命館大学、関西大学、関西学院大学、同志社大学、京都産業大学、近畿大学、甲南大学、龍谷大学、摂南大学、立教大学、立命館アジア太平洋大学、同志社女子大学、武庫川女子大学、関西医療大学、関西外国語大学、京都外国語大学、佛教大学、桃山学院大学、大阪経済大学、大阪工業大学、大阪体育大学、神戸女学院大学 ほか

和歌山県の個別指導塾WAM

個別指導WAMでは、一人ひとりの学力や目標に合わせて、初芝橋本高等学校合格に向けた最適な学習プランをご提案します。

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