富山高等学校 (とやまこうとうがっこう)

  • 公立
  • 富山県富山市|公立|共学

基本情報

富山高等学校は1885年に富山県初の旧制中学校として創立した歴史ある公立校で、戦後に現在地へ移転し1953年に現校名となりました。日本で最初に理数科を設置した高校として知られ、現在は普通科と探究科学科を設置。SSH指定校でもあり、多数の国公立大学合格者を輩出する県内屈指の進学校です。部活動も活発で、勉学との両立を生徒自身が主体的に行う校風が特徴です。

所在地

〒939-8076 富山市太郎丸1番地

アクセス

「堀川小泉」下車 徒歩5分 
「大町」  下車 徒歩3分
「南富山」 下車 徒歩4分

沿革

本校は1885年に富山県で最初の中学校「富山県中学校」として創立され、その後1901年に「富山県立富山中学校」に改称。1948年の学制改革で「富山県立富山高等学校」となりました。その後、「富山南部高等学校」と改称された時期を挟み、1953年に再び「富山高等学校」の名称に復帰。日本で最初に理数科を導入するなど、県内屈指の進学校として長年にわたり教育を担ってきました。

偏差値

学科・コース 偏差値
普通科 66
探究科学科 69

学部・コース

普通科

2年次より文系・理系のコースに分かれ、興味・関心や進路志望に応じた学習ができるよう選択の幅の広いカリキュラムが用意されています。ほぼ全員が4年制の大学進学を目指し、意欲的に学習に励んでいます。

探究科学科

学ぶ意欲と知的好奇心を高め、科学的思考力や論理的思考力を身につけ、探究活動の基礎となる力を養成します。

入試傾向と対策

試験科目別対策

英語

配点 40点
合格目安  
傾向と対策

【傾向】聞き取りテスト、読解・英作文が中心です。聞き取りは標準レベルですが、英文を聞き取り応答文を英語で書く問題が出題されるため、英作文力も求められます。読解は公立入試としては量が多めで、文の挿入、日本語記述、内容真偽などが多く出題されます。語句の並び替えは例年出題され、自由英作文も出題されます。

【対策】リスニングは英文を聞き慣れておき、質問文に対する解答を英語で書けるように練習しましょう。読解は既習単語・文法を復習した上で、長文を速く読むトレーニングが重要です。日本語で答える設問に備え、内容を日本語で要約する練習も行います。英作文は難しい表現よりも、ミスのない英文を書くことを意識しましょう。

数学

配点 40点
合格目安  
傾向と対策

【傾向】大問は8題前後で、大問1は全範囲からの基本問題(10題)で基礎力を問います。大問2以降は方程式の応用、図形と方程式、図形と関数・グラフ、図形と確率の融合、規則性、記述式・穴埋め式の証明、平面図形・空間図形の統合問題などが出題され、問題量はやや多めです。

【対策】基本事項を確実に押さえ、大問1は完答を目標にしましょう。基礎固め後は標準レベル問題集で応用・証明問題など幅広いパターンに取り組みます。図形と関数・グラフの融合、平面・空間図形は演習量を増やして柔軟な思考力を養いましょう。比を使った問題、グラフ作成・作図も出題頻度が高いので対策が必要です。

国語

配点 40点
合格目安  
傾向と対策

【傾向】漢字は読み・書きが各3問ずつ必出です。語句の意味、熟語構成などの語句問題や、文節の関係などの文法問題が読解の中で出題されます。現代文は文学的文章(小説中心)と説明的文章が出題され、選択・抜き出し・記述式が多めです。古文・漢文は基本知識と内容把握が中心で、示された部分の訳や注を手がかりに読み取る力が求められます。課題作文はテーマと条件に沿ってまとめる形式です。

【対策】基本漢字の読み書きを確実にし、語句・文法の基礎も整理しておきましょう。現代文は心情を30字前後でまとめる練習、説明文は指示語・接続語に注意して段落ごとの要点を30~50字でまとめる練習が有効です。古文は歴史的仮名遣いと古語、漢文は返り点や漢字の意味など基本を押さえ、大まかな内容を捉える訓練をします。課題作文は200字程度で意見文や資料要約を書く練習を行い、原稿用紙の使い方も含め減点を防ぐ答案作成を意識しましょう。

理科

配点 40点
合格目安  
傾向と対策

【傾向】全分野から基本~応用までバランスよく出題されます。探究の道筋を重視する問題が多く、実験・観察の操作や計画、解答を導く過程、データや資料からの考察が問われます。図解・作図、グラフ化、化学反応式・イオン式、文章記述、計算など形式は多岐にわたります。電流分野の出題が多い傾向があります。

【対策】教科書を丁寧に復習し、基本用語の意味を正しく理解しておきましょう。実験・観察では探究の流れを意識し、図やグラフで分かりやすく表現して記録する習慣をつけます。考察は実験結果に基づいて文章で説明する練習が有効です。電流はオームの法則を使った計算などを重点的に復習しておきましょう。

社会

配点 40点
合格目安  
傾向と対策

【傾向】地理は地図・グラフ・表などの資料を用い、読み取りと諸地域の特色を問う出題が中心です。歴史は略年や写真、表・グラフなどを用いた資料活用能力や表現力を問う問題が多く、歴史の流れと時代の特色理解が必要です。世界史の問題も例年出題されます。公民は時事的内容を含む基本知識中心で、記述問題も出題され正確な知識が求められます。

【対策】地理・歴史・公民とも基本事項を確実に復習しましょう。記述対策として、基礎事項を漢字で書けるだけでなく、簡潔に説明できる練習が必要です。問題数が多いので、問題集で解答スピードを上げます。資料・写真・絵・年表・地図などの読み取り問題に触れておき、公民はニュースなどで社会の動きに関心を持つことが得点力につながります。

受験対策について

2025年度の入試では数学が難化、国語が易化の傾向がみられた。英語は長文の量が多いため、基本事項を固めてから長文の学習に力をいれる。数学は小問集合は確実に取れるように基本を固め、そこから様々なパターンの問題を解く。国語は漢字などの知識はもちろん、記述式にも自分で書けるように練習をしておく。理・社は全分野まんべんなく出題されるため、幅広い知識が必要である。社会は以前と違い資料の読み取りなどが重視され得点が取りにくくなっているため、資料問題にもふれておく。

特色

教育方針

グローバルな視点を持って、未来社会と自分の将来像との重なりを認識し、「発展的未来」の創造に役割を果たすため、次の資質・能力の育成を目指す。
① 自律性 … 3年間の学びを通して深めた教養と自己理解、主体性によって、次のステージでも能力を継続的に伸長させ、躍動できる。
② 対話力 … 自らの疑問・違和感や社会から託された課題の解決法を、事実に基づく合理的思索と、周囲との協働、対話によって探究できる。
③ 創造力 … 「慎重」と「敢為」の止揚を体現し、社会風潮に左右されない価値基準を備え、試行錯誤の蓄積の上に、自身や社会の最適解を見定められる。

学校行事

球技大会、壮行会、県高等学校総合体育大会、巡検研修、運動部・文化部合宿、体育大会、創作ダンス発表会

クラブ活動

【運動系】陸上競技部、山岳部、男子バレーボール部、女子バレーボール部、男子バスケットボール部、女子バスケットボール部、サッカー部、卓球部、男子ソフトテニス部、富山高校ニュース、女子ソフトテニス部、野球部、剣道部、富山高校ニュース、男子バドミントン部、富山高校ニュース、女子バドミントン部、男子ハンドボール部、女子ハンドボール部、ホッケー部、ダンス部
【文化系】富山高校ニュース、自然科学部、写真部、美術部、書道部、演劇部、コーラス部、吹奏楽部、茶道部、華道部、ESS部、放送部、囲碁・将棋部、富山高校ニュース、コンピュータ部

進学実績

【国公立】富山大学、金沢大学、信州大学、千葉大学、大阪大学、名古屋大学、新潟県立大学
【私立】立命館大学、明治大学、関西学院大学、同志社大学、関西大学、法政大学、東京理科大学、中央大学、津田塾大学、青山学院大学

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