南稜高等学校 (なんりょうこうとうがっこう)

  • 公立
  • 埼玉県戸田市|公立|共学

基本情報

昭和55年4月に戸田市内の2つ目の全日制普通科高校として開設され、平成8年に外国語学科を設置し、普通科と外国語科の併置校として発展。卒業生は1万5千人を超え、各方面で活躍している。
「知性を高め、豊かな情操を培い、たくましい体力と気力を養い、21世紀の国際社会を自信と誇りを持って生きる若人を育成する」ことを、教育目標に掲げ、一人ひとりの個性や進路希望に応じた様々な取り組みで、大きな成果を上げている。

所在地

〒335-0031 埼玉県戸田市美女木4丁目23番地の4

アクセス

【埼京線北戸田駅より徒歩】 15分
【南浦和駅西口よりバス】
   (1)『戸田車庫』行 終点下車 徒歩10分
   (2)『イオン ショッピングセンター』行 終点下車 徒歩5分
【 西川口駅西口よりバス】
   『市民医療センター経由北戸田駅』行 『市民医療センター前』下車 徒歩3分
【蕨駅西口よりバス】
   『戸田車庫』行 終点下車 徒歩10分
 ※バスは、運行本数が少ないので注意。

沿革

昭和55年4月、埼玉県立南稜高等学校が開設される。全日制 普通科 男女共学 定員270名(6学級)。
平成元年、埼玉県内で最初の普通科・外国語コースを設置。この普通科・外国語コースが平成8年に外国語科に転科。

偏差値

普通科 53
外国語科 54

学部・コース

普通科

外国語科

入試傾向と対策

試験科目別対策

国語

配点

100点満点

合格目安 (普通科)

68点

傾向と対策

【傾向】
大問1:小説・物語文
大問2:漢字・文法・対話文
大問3:論説文・説明文
大問4:古文
大問5:作文 12点

【対策】
・小説では、物語の全体の流れを短時間で抑える必要があり、簡単あらすじを作れるとよい
・論説文では、各意味段落から要点を押さえ、問いに対する解答を作成する練習
・古文は基礎知識を覚え、主語と述語の関係を文章内で把握できるようにする
・文法問題は幅広く出題されるのに対して1問しか出題されないため優先度は低い
・作文では、資料から自身の体験談を踏まえ2段落構成で自分の意見を述べることが要求される。
 形式に合わせた作文練習を行い、1つの題材で異なる意見の作文を書く練習ができるとよい

数学

配点

100点満点

合格目安 (普通科)

65点

傾向と対策

【傾向】
・大問4つ構成
・大問1で65点分。そのうち計算問題32点。
 その他も関数、図形、データの基本問題が多い。
 説明記述も1問出される。
・大問2は作図が必出で、関数や平面図形の問題が出される。
・大問3は会話文による出題。規則性を中心に幅広く分野が出される。
・大問4は関数または図形の問題が多い。

【対策】
・基本計算をできるようにする
・各単元の小問を解けるようにする
・データでは、箱ひげ図の出題傾向を把握しておく
・関数は、交点、直線の式を求められるようにする
・証明の流れを押さえ、条件も全て覚える

英語

配点

100点満点

合格目安 (普通科)

58点

傾向と対策

【傾向】
・大問5つ構成
・大問1でリスニングで28点の配点。
 音声に合う絵を選択するもの
 シチュエーションに合う返答文を選択する
 長めの対話文を聞いて、質問に答える
 長めの対話を聞いての空所補充問題
・大問2は語彙
 日本語の文章を見て、英分の空所補充による語彙問題
 近年では、2語や3語で答えさせるものも出題される
 また指定語句を使用しての2文以上の英作文もある
・大問3では随筆の長文
 文章読解問題だけでなく、並び替えや空所補充による文法問題も出題
・大問4は、対話文による短めの長文が4つ出題
 短めな文章の読解と日本語記述問題、空所補充問題からなる
・大問5は、メールや手紙による長文
 海外の生徒とのやり取り。簡単な読解と英作文

【対策】
・英単語、簡単な英作文を書けるように
・英語の文章を読み、要約する力を養う
・対話文では、誰が話しているのかを意識し、主語と述語の関係を押さえる
・学校の教科書でいいので、読む、訳す、書く練習をする

理科

配点

100点満点

合格目安 (普通科)

72点

傾向と対策

【傾向】
①大問5つ構成。小問+物化生地の各設問。
 かつ4分野の配点は均一。
②実験授業を基にした出題が多い、
 かつ資料読解能力も要求される。
③遺伝・状態変化・力・天気の分野からの出題が多い

【対策】
①小問は用語を押さえ、記述で回答できるように仕上げる。
 分野に焦点を当てた問題は各分野での実験を理解し、何を知るための実験だったのかを理解する。
②実験のグラフや表は一定の変化が持続することを理解し、実験の結果から得られる事実をまとめて学習する必要がある。
③頻出範囲の計算は公式暗記等で押さえ、公式の変形問題まで学習しておくことが望ましい。

社会

配点

100点満点

合格目安 (普通科)

70点

傾向と対策

【傾向】
①複数資料分析、記述問題が各大問に設置。
②暗記では難しい歴史の並替問題が設置。
③地歴公分野ごとにバランスよく配点されている。

【対策】
①用語自体の理解、出来事の因果関係など予備知識を備える。歴史では「いつ・だれが・どうして・した」のパーツごとに説明できる状況に仕上げる。解答時には資料の縦軸や横軸、表タイトルから押さえるべき情報を読み取る。
②長期にわたって発生する出来事など、中心になる出来事を押さえる。
③志望校や目標点ごとに焦点を当てる単元を変える。
 例→60点目標の為、苦手な歴史は控えめに地理と公民の完成度を上げる。

受験対策について

過去問で出題傾向を把握し、弱点を克服することが重要です。
基礎をしっかり固めた上で、過去問に繰り返し取り組み、応用問題にも対応できるようにすることが合格への鍵となります。
社会の論述問題、数学の作図問題、英語の条件英作文などの対策にも取り組みましょう。

特色

教育方針

「明るく伸びやかな校風のもと、一人一人の生徒が希望する進路を実現する学校として、主体的な学びを推進する授業を行い、思考力や判断力、表現力等の確かな学力を育み、豊かな心や国際感覚も兼ね備えた人材を育成する」ことをスクールミッションとして日々の教育活動に取り組んでいる。恵まれた施設設備と学習環境を生かし、授業、学校行事、部活動、生徒会活動など、多くの生徒が様々な活動に熱心に取り組んでいる。

外国語科の特色

外国語科には2名のALTが配置され、少人数編成のティームティーチングによる授業を行っている。また、第2外国語(ドイツ語、フランス語、スペイン語、中国語、韓国朝鮮語の5言語)の授業も開講しており、外国語科独自の行事にも力を入れている。

学校行事

体育祭・スピーチコンテスト(6月)、夏季セミナー(8月)、文化祭(9月)、イングリッシュキャンプ(外国語科・10月)、ロードレース大会(11月)、修学旅行・球技大会(12月)、小学校英語交流(外国語科・1月)、芸術鑑賞会(3月)

クラブ活動

約30の部が活動中。

【運動部】
インターハイに出場:ボート部。
関東大会準優勝:女子サッカー部。
水泳部、陸上部、ソフトテニス部なども活発。

【文化系】
全国大会出場:バトントワリング部。
全国総文祭出品:美術部。
全国コンテスト入選:英語部。
書道部、合唱部、生物部などが活発。

進学実績

・2024年実績
 大学:68%、短大:5%、専門学校:24%、進学準備ほか:2%。
 国公立大学1名。早稲田大2、慶応大1、東京理科大1、明治大3,青山学院大1、立教大1、ほか。

戸田市の個別指導塾WAM

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