県立川口高等学校 (けんりつかわぐちこうとうがっこう)

  • 公立
  • 埼玉県川口市|公立|共学

基本情報

昭和16(1941)年に埼玉県川口市立川口中学校(旧制)として開校し、埼玉県川口市立川口高等学校、埼玉県立川口高等学校と改称を重ねながら、今年で85年目を迎える伝統校。この学び舎を巣立っていった卒業生は2万5千人余に達し、様々な分野で活躍ししている。
川口高等学校は「高く正し」を校訓とし、学習活動はもちろん、部活動や多彩な学校行事を通して、高い志を持って正しく生きるなかで人間的な成長に努めている。

所在地

〒333-0826 埼玉県川口市新井宿諏訪山963

アクセス

●埼玉高速鉄道線「新井宿駅」下車、1番出口より徒歩12分
●JR京浜東北線「蕨駅」東口下車、「蕨03[国際興業バス]新井宿駅行き」乗車、「川口高校入口」下車徒歩7分
●JR京浜東北線「川口駅」東口下車、「川18[国際興業バス]鳩ヶ谷公団住宅行き」乗車、「川口高校入口」下車徒歩7分
※バスの場合 帰りのバス停は「里・屋敷添(さとやしきぞえ)となります。

沿革

1941年4月 埼玉県川口市立川口中学校が開校。
1948年4月 学制改革により埼玉県川口市立川口高等学校となる。
1951年2月 埼玉県に移管、埼玉県立川口高等学校に改称。
1997年4月 以前は男子校であったが、男女共学を実施。

偏差値

普通科 54

学部・コース

普通科

普通科

入試傾向と対策

試験科目別対策

国語

配点

100点満点

合格目安

63点

傾向と対策

【傾向】
大問1:小説・物語文
大問2:漢字・文法・対話文
大問3:論説文・説明文
大問4:古文
大問5:作文 12点

【対策】
・小説では、物語の全体の流れを短時間で抑える必要があり、簡単あらすじを作れるとよい
・論説文では、各意味段落から要点を押さえ、問いに対する解答を作成する練習
・古文は基礎知識を覚え、主語と述語の関係を文章内で把握できるようにする
・文法問題は幅広く出題されるのに対して1問しか出題されないため優先度は低い
・作文では、資料から自身の体験談を踏まえ2段落構成で自分の意見を述べることが要求される。
 形式に合わせた作文練習を行い、1つの題材で異なる意見の作文を書く練習ができるとよい

数学

配点

100点満点

合格目安

65点

傾向と対策

【傾向】
・大問4つ構成
・大問1で65点分。そのうち計算問題32点。
 その他も関数、図形、データの基本問題が多い。
 説明記述も1問出される。
・大問2は作図が必出で、関数や平面図形の問題が出される。
・大問3は会話文による出題。規則性を中心に幅広く分野が出される。
・大問4は関数または図形の問題が多い。

【対策】
・基本計算をできるようにする
・各単元の小問を解けるようにする
・データでは、箱ひげ図の出題傾向を把握しておく
・関数は、交点、直線の式を求められるようにする
・証明の流れを押さえ、条件も全て覚える

英語

配点

100点満点

合格目安

54点

傾向と対策

【傾向】
・大問5つ構成
・大問1でリスニングで28点の配点。
 音声に合う絵を選択するもの
 シチュエーションに合う返答文を選択する
 長めの対話文を聞いて、質問に答える
 長めの対話を聞いての空所補充問題
・大問2は語彙
 日本語の文章を見て、英分の空所補充による語彙問題
 近年では、2語や3語で答えさせるものも出題される
 また指定語句を使用しての2文以上の英作文もある
・大問3では随筆の長文
 文章読解問題だけでなく、並び替えや空所補充による文法問題も出題
・大問4は、対話文による短めの長文が4つ出題
 短めな文章の読解と日本語記述問題、空所補充問題からなる
・大問5は、メールや手紙による長文
 海外の生徒とのやり取り。簡単な読解と英作文

【対策】
・英単語、簡単な英作文を書けるように
・英語の文章を読み、要約する力を養う
・対話文では、誰が話しているのかを意識し、主語と述語の関係を押さえる
・学校の教科書でいいので、読む、訳す、書く練習をする

理科

配点

100点満点

合格目安

77点

傾向と対策

【傾向】
①大問5つ構成。小問+物化生地の各設問。
 かつ4分野の配点は均一。
②実験授業を基にした出題が多い、
 かつ資料読解能力も要求される。
③遺伝・状態変化・力・天気の分野からの出題が多い

【対策】
①小問は用語を押さえ、記述で回答できるように仕上げる。
 分野に焦点を当てた問題は各分野での実験を理解し、何を知るための実験だったのかを理解する。
②実験のグラフや表は一定の変化が持続することを理解し、実験の結果から得られる事実をまとめて学習する必要がある。
③頻出範囲の計算は公式暗記等で押さえ、公式の変形問題まで学習しておくことが望ましい。

社会

配点

100点満点

合格目安

75点

傾向と対策

【傾向】
①複数資料分析、記述問題が各大問に設置。
②暗記では難しい歴史の並替問題が設置。
③地歴公分野ごとにバランスよく配点されている。

【対策】
①用語自体の理解、出来事の因果関係など予備知識を備える。歴史では「いつ・だれが・どうして・した」のパーツごとに説明できる状況に仕上げる。解答時には資料の縦軸や横軸、表タイトルから押さえるべき情報を読み取る。
②長期にわたって発生する出来事など、中心になる出来事を押さえる。
③志望校や目標点ごとに焦点を当てる単元を変える。
 例→60点目標の為、苦手な歴史は控えめに地理と公民の完成度を上げる。

受験対策について

過去問で出題傾向を把握し、弱点を克服することが重要です。
基礎をしっかり固めた上で、過去問に繰り返し取り組み、応用問題にも対応できるようにすることが合格への鍵となります。
社会の論述問題、数学の作図問題、英語の条件英作文などの対策にも取り組みましょう。

特色

教育方針

【スクール・ミッション】
「高く正し」を校訓とする学校として、一人一人の進路希望に対応した、総合力を身に付ける学習活動等を実施し、生徒の可能性を追求して、自らの進路を実現する力を養い、人間力の高い人材を育成します。

【目指す学校像】
生徒の可能性を追求し、進路を実現する力と人間力を高める学校

【重点目標】
①高く正し・・・高い志と目標を持ち、主体的に学習して自己実現を図る生徒育成の教育体制構築を推進。
②文武自考・・・主体的に取り組む生徒を育成するための活力と特色ある教育活動を推進。
③魅力発信・・・本校の魅力を積極的に情報発信を行い、信頼される学校づくりを推進。

学校行事

体育祭(6月)、文化祭(9月)のほか、修学旅行、遠足、芸術鑑賞会、予餞会など

クラブ活動

約30の部・同好会が活動中。

【運動部】:全国大会出場:ウエイトリフティング部。野球部、ラグビー部、陸上部、テニス部など多くの部が県大会で活躍。

【文化系】:全国展入賞:書道部。全国総文祭出場:軽音楽部。吹奏楽部、サイエンス部、演劇部、写真部などが活発。

進学実績

《2025年実績》
【国公立】
東京芸大:1、埼玉県立大:2件、前橋工科大:1

【私立】
早稲田大:2、上智大:3、明治大:4、立教大:1、中央大:5、法政大:5、学習院大:3、成城大:2、明治学院大:1、國學院大:2、武蔵大:2、日本大:22、東洋大:15、駒澤大:4、専修大:4、獨協大:18、文教大:15 ほか

川口市の個別指導塾WAM

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