桃山高等学校（ももやまこうとうがっこう）

公立

京都府京都市｜公立｜共学

基本情報

桃山高等学校は、京都市伏見区にある府立高校で、大正7年創立の伝統校。通称は「桃高」「ピン高」。全日制には普通科と自然科学科があり、自然科学科はSSH指定校として高度な理数教育を行います。進学実績も高く、国公立大学に毎年多数が合格。生徒の9割が部活動に参加し、体育系は府大会で好成績、文化系ではグローバルサイエンス部が全国レベルで活躍しています。

所在地

〒612-0063　京都市伏見区桃山毛利長門東町8

アクセス

京阪・近鉄「丹波橋」駅より、近鉄（東）側出口より東へ徒歩５分
ＪＲ奈良線「桃山」駅より、踏み切りを渡り、御陵方面へ、信号を左折し、徒歩８分

沿革

大正7年（1918年）に「京都府立桃山高等女学校」、大正10年（1921年）に「京都府立桃山中学校」として創立。昭和23年（1948年）4月の学制改革により両校を統合し、「京都府立桃山高等学校」として開校。1985年に商業科募集停止、2006年に自然科学科を設置。2010年には文部科学省のスーパーサイエンスハイスクール（SSH）に指定され、理数分野・探究型教育を強化しています。

偏差値

普通科	60
自然科学科	67

学部・コース

普通科

基礎的な学力の定着を図りつつ、難関国公立大学入試にも対応する授業を展開。1年次は共通カリキュラム、2年次から文系・理系に分かれ、難関国公私立大学への進学を目指します。

自然科学科

幅広い学問的基礎の上に専門性を育てる特色ある取り組みを展開し、理系難関国立大学への進学を目指す学科です。

入試傾向と対策

試験科目別対策（中期）

国語

配点	40点
合格目安	7割5分
傾向と対策	大問2。大問1は古文、大問2は現代文（説明的文章）。漢字・語句・文法は必出。配点は古文3割、現代文7割。

数学

配点	40点
合格目安	7割5分
傾向と対策	大問6。大問1の小問集合で配点4割。規則性（大問6）は必出。広範囲から標準問題中心に出題。

英語

配点	40点
合格目安	7割5分
傾向と対策	筆記2・リスニング3の構成。筆記は長文総合と会話文で本文はやや長め。配点は筆記7割、リスニング3割。

理科

配点	40点
合格目安	7割5分
傾向と対策	大問7～8。物理・化学・生物・地学から均等出題。計算問題とグラフの読み取りは必ず出る。

社会

配点	40点
合格目安	7割5分
傾向と対策	融合問題で構成。地理・歴史・公民すべてから出題。統計・地図・資料読み取りは必出。

受験対策について（中期）

各科目とも基本～標準レベル。教科書・ワークの反復を徹底し、過去問で仕上げれば高得点も十分可能。

特色

教育方針

1. 個性や能力を伸ばし、主体的に学ぶ意欲を育てる。
2. 基本的生活習慣と自律心、協力精神を養い、自ら課題解決できる力を育成。
3. 進路に対する目的意識を高め、適性を踏まえた自主的進路選択を支援。
4. 人権の正しい理解を深め、解決に向けた態度を育てる。
5. 芸術・文化・スポーツ活動を通じて豊かな心とたくましい身体を育てる。