市川東高等学校（いちかわひがしこうとうがっこう）

公立

千葉県市川市｜公立｜共学

基本情報

千葉県立市川東高等学校（通称：市東）は、市川市北方町の緑豊かな丘陵地に位置する普通科高校。1年次共通、2年次文理分け、3年次は英語コースを設け、基礎学力の定着と応用力の育成を重視。国際理解教育として海外語学研修や校内英語スピーチコンテストを継続し、学習・人間性・健康の調和ある成長をめざす学校です。

所在地

〒272-0811　千葉県市川市北方町4-2191

アクセス

JR武蔵野線「船橋法典」駅から徒歩約18分
JR「本八幡」駅北口より「医療センター入口」行バスで「市川東高校入口」下車徒歩約8分

沿革

1981（昭和56）年、仮校舎で開校し初代校長に草野實氏が就任。1983（昭和58）年に現地へ移転。1998～2000年にかけて増設工事を実施し、2000（平成12）年新体育館、2001（平成13）年新校舎・プール完成。2003（平成15）年図書室拡張など施設整備を重ね、今日に至ります。

偏差値

普通科	55

学部・コース

普通科

1年次は共通カリキュラムを編成し、基礎学力の定着を図ります。
2年次より文系・理系に分かれ、進路希望に応じた学習を展開します。
3年次には「英語コース」を設置し、英語力の強化や各種資格取得を後押しします。
シラバスを公開し、探究活動・外部模試・英検の活用などを通して、学力向上と進路実現を支援しています。

入試傾向と対策

試験科目別対策

国語

配点	100点
傾向と対策	1⃣聞き取り、2⃣3⃣漢字の読み書き、4⃣説明的文章、5⃣小説的文章、6⃣古文（漢文含む）、7⃣二百字作文という構成（2025年）。二百字作文は独立問題または読解本文に関連したテーマで出題されるため、要点整理と表現力の両立が重要。

数学

配点	100点
傾向と対策	小問集合（計算・因数分解・平方根・二次方程式・データ活用・確率・関数・作図）に加え、図形と関数の融合問題、平面図形（円の性質・相似証明・面積）、思考力を問う会話文問題が出題（2025年）。基礎計算力と図形分野の理解を重点的に強化したい。

英語

配点	100点
傾向と対策	リスニング4題、語彙・整序問題、条件英作文（10〜25語）、長文読解、対話文で構成。プレゼン資料や企業HPなど多様な題材が扱われるため、語彙力と情報処理力、英作文への対応力が求められる。

理科

配点	100点
傾向と対策	小問集合で4分野から各1問、大問では4分野から2題ずつ出題。各分野25点配分のため、得意分野に偏らず苦手単元を作らない学習が重要。

社会

配点	100点
傾向と対策	総合問題、地理、歴史、公民で構成。近年は歴史分野の比重がやや高め。分野横断的な理解と資料読解力を意識した対策が必要。

受験対策について

合格目安偏差値は51。満点675点（学力検査500点・評定135点・加点22点・面接18点）で評価されます。
学力検査だけでなく評定の比重も高いため、日頃の学習態度や定期テストへの取り組みが合否に大きく影響します。
1年次から提出物や授業態度を含めた内申対策を意識し、基礎学力の定着と過去問演習を並行して進めていきましょう。