川西緑台高等学校（かわにしみどりだいこうとうがっこう）

公立

兵庫県川西市｜公立｜共学

基本情報

兵庫県川西市にある県立の共学校。川西市で初めての全日制普通科高等学校として、昭和44年に設立されました。以来、「真理創造友情誠実」の理念のもと、高い志、豊かな創造力、チャレンジ精神、多様性を認める高い人権意識、柔軟な発想力と行動力を備え、新しい時代を創るリーダーとして未来への道を切り拓くことのできる人材の育成をめざし、特色ある教育活動を展開しています。

所在地

〒666-0115　兵庫県川西市向陽台1丁目8

アクセス

能勢電鉄「平野駅」から阪急バス「緑台公民館前」下車徒歩5分。または平野駅から徒歩15分。

沿革

1969年（昭和44年）に兵庫県立川西緑台高等学校として創立。以降、地域の進学校として多くの生徒を送り出してきました。2000年代以降は探究活動やICT教育の導入を進め、グローバル教育・理数教育にも力を入れています。

偏差値

文理探究科	63
普通科	58

学部・コース

文理探究科

これまで総合理数コースで培った自然科学分野の探究の学びを基礎に、生徒の探究する方向を人文科学や社会科学分野を含めた視座へと発展させます。幅広い視野を持って潜在的な課題の存在に気づき、その解決に取り組むことができる人材へと成長させます。

普通科

思考力・判断力・表現力を培うため、ICTを活用する効果的な**６５分授業**を実施。1年次は共通カリキュラム、2年次から文系・理系に分かれます。進学希望に応じて選択科目を充実させ、探究的な学習や課題研究にも取り組みます。

入試傾向と対策

試験科目別対策

国語

配点	100点
合格目安	7割程度
傾向と対策	【傾向と対策】大問は5問構成。比較的記述問題が少なく選択問題が多いですが、選択問題の文章が長い為、短時間で適切なものを選ぶ練習が必要です。漢文や古文、現代文の知識で解ける問題は素早く確実に解きましょう。現代文は文学的文章と説明的文章に加え、資料読解や俳句などとそれに関する会話文の読み取りが出題されるため、問題形式に慣れることが大事です。

数学

配点	100点
合格目安	7割程度
傾向と対策	【傾向と対策】大問は6問構成。大問1の小問集合や、各大問の(1)(2)は速く正確に解けるようにしましょう。大問2以降は関数や確率、図形と幅広く出題されます。証明は図形や整数に関する問題で出ますが、穴埋めのため流れに乗れるかが鍵となります。各大問の後半も難しい問題はありますが、解けるようになるためにも日頃から応用問題に挑戦したり思考力を鍛える必要があります。

英語

配点	100点
合格目安	7割程度
傾向と対策	【傾向と対策】大問は5問構成。大問1にはリスニングがありますが、難しくはないので日頃から英語のスピードに慣れましょう。大問2～4は対話文・長文読解などですが、文章量がかなり多い為、しっかり時間内で解ききる訓練が必要です。大問5は語形変化とイラストからの対話文となりますので、不規則動詞や会話文もしっかり覚えましょう。英語は極端に難しい問題も易しい問題も少ないため、少し難しい問題でも点数を取る必要があります。単語は、はば単を活用して確実に覚えましょう。

理科

配点	100点
合格目安	7割程度
傾向と対策	【傾向と対策】大問は4問構成。化学・物理・生物・地学それぞれの分野から各大問出題されます。実験や観察に関する問題も多く出題されるため、実験の手順や基本事項をしっかり覚える必要があります。結果や考察、数値の計算も良く出題されるので、計算問題も解けるように練習しましょう。

社会

配点	100点
合格目安	7割程度
傾向と対策	【傾向と対策】大問は3問構成。地理・歴史・公民それぞれの分野から各大問出題されます。特定の出来事に関する正誤の組み合わせ問題や文中に当てはまる語句や文の組み合わせ問題が出題されるため、教科書にある知識を暗記する必要があります。また知識問題だけでなく、図や表などの資料読み取り問題も出されており、そういった問題にも慣れておく必要があります。

受験対策について

兵庫県公立高校の一般入試はどの学校も同じ問題となります。また、内申点250点と当日の試験5教科500点を250点に圧縮し合計500点満点になること、第一志望校のみ加算点20点(第2学区の場合)も共通となります。
川西緑台高校は内申点をかなり取る必要がありますので、普段の提出物や小テスト、定期テストにしっかり取り組みましょう。
5教科の試験に関しては**約7割**が必要なため、基本的な問題に加え、得意科目に関しては少し難しい問題にも解けるようにしましょう。

特色

教育方針

「真理創造友情誠実」の理念のもと、高い志、豊かな創造力、チャレンジ精神、多様性を認める高い人権意識、柔軟な発想力と行動力を備え、新しい時代を創るリーダーとして未来への道を切り拓くことのできる人材を育成する。

① 幅広い教養と体力を育成する。
② 自らの考えをまとめ、それを発信する力を育成する。
③ 対話を通じて、多様な考えを協働に繋げる力を育成する。
④ 社会の変化に関心を持ち、課題に気づき柔軟に対応する力を育成する。
科学をとおして社会の変化を身近に捉え、課題に気づき柔軟に対応する力を育成する。
⑤ 国際的な視点を持ち、安全な社会の創造に取り組む力を育成する。