川西北陵高等学校（かわにしほくりょうこうとうがっこう）

公立

兵庫県川西市｜公立｜共学

基本情報

1983年（昭和58年）創立の兵庫県立高等学校で、川西市北部に位置する男女共学の学校です。「己に打ち克つ厳しさと、和して同ぜぬ真の協調を根源として、豊かな創造性を培い、もって人類、国家、社会に貢献する人間を育成する」ことを目標に掲げ、教育活動を行っています。全日制の普通科を設置し、「探究と表現」類型を核とした特色ある教育を実践。地域に根差し、グローカルな視点で活躍できる人材の育成を目指しています。

所在地

〒666-0157　兵庫県川西市緑が丘2丁目14番1号

アクセス

能勢電鉄「山下駅」より徒歩でおよそ20分
能勢電鉄「日生中央駅」より徒歩でおよそ25分

沿革

1983年（昭和58年）に開校。開校以来、豊かな創造性を培い、地域社会に貢献する人材の育成を目指して教育活動を展開。現在、地域課題の探究や、外国人との共同学習などを柱とした「探究と表現」類型を設置し、グローバル化する社会に対応できる教育を推進しています。

偏差値

普通科	49

学部・コース

特色類型「探究と表現」類型

地域での体験活動や外国人との協働学習を通じ、グローバル力・キャリア力・表現力など、未来に挑戦する力を育成。入学後の様々な進路学習を経て、自分の希望に応じて「文系」と「理系」の選択をすることができます。

普通類型

各学年「総合探究」の時間を利用し、発表・インタビュー・探究活動などを通し、将来像を意識し、夢の実現に向けてその力を育成。校内での活動だけでなく、年々その範囲は拡大しており、様々な場面で地域の方々と交流を深め、将来像を固める取り組みを行っています。

入試傾向と対策

試験科目別対策

国語

満点	100点
合格目安	5割程度
傾向と対策	【傾向と対策】大問は5問構成。比較的記述問題が少なく選択問題が多いですが、選択問題の文章が長い為、短時間で適切なものを選ぶ練習が必要です。漢文や古文、現代文の知識で解ける問題は確実に解きましょう。現代文は文学的文章と説明的文章に加え、資料読解や俳句などとそれに関する会話文の読み取りが出題されるため、問題形式に慣れることが大事です。

数学

満点	100点
合格目安	5割程度
傾向と対策	【傾向と対策】大問は6問構成。大問1の小問集合や、他の大問の最初の問題は速く正確に解けるようにしましょう。大問2以降は関数や確率、図形と幅広く出題されます。証明は図形や整数に関する問題で出ますが、穴埋めのため流れに乗れるかが鍵となります。解けた問題が合っているか見直し確実に点数と稼ぐためにも、各大問の最後の問題は状況に応じて飛ばすという判断も必要です。

英語

満点	100点
合格目安	5割程度
傾向と対策	【傾向と対策】大問は5問構成。大問1にはリスニングがありますが、難しくはないので日頃から英語のスピードに慣れましょう。大問2～4は対話文・長文読解などですが、文章量がかなり多い為、しっかり時間内で解ききる訓練が必要です。大問5は語形変化とイラストからの対話文となりますので、不規則動詞や会話文もしっかり覚えましょう。単語ははば単を活用して確実に覚えましょう。

理科

満点	100点
合格目安	5割程度
傾向と対策	【傾向と対策】大問は4問構成。化学・物理・生物・地学それぞれの分野から各大問出題されます。実験や観察に関する問題も多く出題されるため、実験の手順や基本事項をしっかり覚える必要があります。結果や考察、数値の計算も良く出題されるので、計算問題も解けるように練習しましょう。

社会

満点	100点
合格目安	5割程度
傾向と対策	【傾向と対策】大問は3問構成。地理・歴史・公民それぞれの分野から各大問出題されます。特定の出来事に関する正誤の組み合わせ問題や文中に当てはまる語句や文の組み合わせ問題が出題されるため、教科書にある知識を暗記する必要があります。また知識問題だけでなく、図や表などの資料読み取り問題も出されており、そういった問題にも慣れておく必要があります。

受験対策について

兵庫県公立高校の一般入試はどの学校も同じ問題となります。また、内申点250点と当日の試験5教科500点を250点に圧縮し合計500点満点になること、第一志望校のみ加算点20点(第2学区の場合)も共通となります。
川西北陵高校は内申点をしっかり取ることが合格へのカギとなります。そのため普段の提出物や小テスト、定期テストにしっかり取り組みましょう。
5教科の試験に関しては約5割が必要なため、基本的な問題は確実に点数を取り、得意科目に関しては少し難しい問題にも解けるようにしましょう。

特色

教育方針

校訓は「克己協調創造」の理念のもと、己に打ち克つ厳しさと、異なる価値観や立場の他者と協力し調和する力や、未来を創造する力を備え、自らの志を実現しようと努力し、社会に貢献できる人材を育成する。
特色類型「探究と表現」類型を起爆剤とし、3年間を通して全生徒の「未来に挑戦する力（グローバル力・キャリア力・表現力）」を育成します。
グローバル力：世界に広く目を向けた上で、地域課題などに取り組む力
キャリア力：将来に渡る人生設計をした上で、自分の力で進路を実現する力
表現力：グローバル力とキャリア力によってとらえた「今」を発信する力