東淀川高等学校（ひがしよどがわこうとうがっこう）

公立

大阪府大阪市｜公立｜共学

基本情報

大阪市東淀川区にある府立の普通科高校。伝統に培われた「文武両道」や「自主自立」の精神を大切にしており、多くの選択科目とともに、特徴のあるコースを設置するなど、生徒一人ひとりの多様性を尊重し、その個性や能力を伸ばす質の高い教育の充実を図っています。夢や希望、そして志を持ち、学びを通じて自らの人生を切り拓き生涯をたくましく生きる力や、人を思いやり社会に貢献する力を育成することを目指し、特に部活動と進路指導に力を入れており、習熟度別授業や発展的学習を通じて、生徒の個性や能力を伸ばす教育を実践しています。

所在地

〒532-0003　大阪府大阪市淀川区宮原4-4-5

アクセス

大阪メトロ御堂筋線「新大阪」駅④出口より約300m
JR「新大阪」駅より約800m

沿革

1955年に大阪市立東淀川高等学校として開校した。以来、地域社会に根差した普通科高校として発展。2008年入学生より普通科総合選択制に改編され、多様な選択科目を設置する教育課程が組まれた。さらに2017年度入学生より普通科専門コース設置校に改編された。

偏差値

普通科	47

学部・コース

普通科

1年次は共通科目を中心に学び、2年次より文系・理系に分かれ、進路目標に応じたカリキュラムを選択します。特に、発展的・探究的な学習を取り入れた授業や、習熟度別授業を実施し、生徒一人ひとりの学力伸長をサポートしています。

入試傾向と対策

試験科目別対策

国語

配点	90点
合格目安	6割程度
傾向と対策	【傾向と対策】基礎的・標準的な内容の文章を正確に理解する力を問う問題を中心に、問われたことがらについて適切に表現する力を問う問題が合わせて出題される。古文や漢文も出題されるのできちんと問題に触れることで対策を行っておきましょう。漢字や語彙力を問う問題に確実に正解できるように演習を行いましょう。記述の基本ルールに沿って文末表記などに気を付けて、書くことを練習しておきましょう。

数学

配点	90点
合格目安	4割程度
傾向と対策	【傾向と対策】「数と式」、「図形」、「関数」、「データの活用」の基礎的・標準的な事項についての理解を問う問題を中心に出題される。計算のミスを無くして解き方もしっかりと理解しておくことで確実に得点していけるように対策しておきたい。関数では変化の割合の求め方と代入による計算はきちんと行えるように。図形では定理や公式、合同や相似の合同条件をしっかりと押さえておきましょう。解ける問題を1つでも増やせるように分野別の問題を演習しておきましょう。

英語

配点	90点
合格目安	4割程度
傾向と対策	【傾向と対策】【筆答】基礎的な語彙・文法の理解を問うた上で、基礎的・標準的な内容の英文を読み取る力を問う問題を中心に出題される。英単語を1つでも多く覚えておき語彙力を高めておきたい。長文は誰が、どこで、いつ何をしたかを意識して読めるようにしておきたいです。英作文は教科書の例文などで基本の表現を押さえて指定の語句や語数を超えずに書けるようにしたいです。時間配分に注意して解ける問題から解ていくようにしていきましょう。【リスニング】自然な口調で話された英語からその具体的な内容や必要情報を聞き取る力を問う問題を中心に出題される。英文の聞き取りに慣れるようにしておくことが大切です。テレビやラジオの英語番組放送で英語を聞く機会を増やしておきたいです。また、メモをきちんと取ることを意識して内容を拾い上げていく練習をしておきましょう。

理科

配点	90点
合格目安	5割程度
傾向と対策	【傾向と対策】大阪府の公立高校一般選抜の社会と理科はどの高校も共通の問題になります。実験・観察の技能を問う問題、実験・観察の結果から考える問題、文章で答える問題・環境・エネルギーについて考える問題の4パターンで出題される。実験装置や器具、実験で使用する試薬や指示薬の基礎知識などをきちんと身に着けておきましょう。作図や計算も出題されますので公式や法則も覚えておきましょう。社会同様に環境問題についての出題もあるのでニュースをきちんと身て時事情報を集めましょう。実験を行った後にどうなったのか考察できるように実験の結果も併せて覚えておくようにし、問題の内容をきちんと読み取って解答していきましょう。

社会

配点	90点
合格目安	5割程度
傾向と対策	【傾向と対策】大阪府の公立高校一般選抜の社会と理科はどの高校も共通の問題になります。資料を読み取る問題、文章で答える問題、作業をする問題、時事問題の4パターンで出題される。 1問1答だけではなく、様々なパターンに対応できるようにしておきましょう。またニュースなどを積極的に見るようにしておこう。記述で答えられるように、出来事の背景まできちんとつかんでおくようにしておきましょう。

受験対策について

東淀川高校は倍率のタイプがⅡタイプなので受験時の得点がやや重視されます。基本問題を間違えることのないように、日ごろから基礎の反復を行っていきましょう。
5教科全体で5割程度の正答率が求められるので、基本的な内容や暗記項目を覚えることで答えられる問題を確実に答えられるようにしておきましょう。
応用問題に目が行きがちですが、まずは教科書レベルの基礎の徹底を意識してください。
公立高校の過去問題に取り組むときは、何で間違えたか（知識不足／計算間違い／読み取りミスなど）を分析しましょう。

特色

教育方針

校訓「文武両道・自主自立」のもと、専門コースを設置する、昭和30年（1955年）創立の伝統ある普通科高校として、国際化が進み、多文化共生の必要性が高まる社会において、責任感と規範意識をもって行動する人物、自らの価値を大切にするとともに、多様な価値観を認めて行動できる人物を育成。地域との連携活動やボランティア活動、ICTを活用した授業などを通じて、社会で活躍できる人材を育てます。

学校行事

文化祭（川高祭）、体育祭、修学旅行など、生徒主体の行事が多く、協働と創造性を育む場となっています。

クラブ活動

【文化系】
イラスト、軽音楽、茶道、自然科学、書道、吹奏楽、美術、放送ほか。

【体育系】
弓道、剣道、サッカー、山岳、水泳、ダンス、硬式テニス、バスケットボール、バドミントン、バレーボール、硬式野球、陸上競技ほか。

進学実績

国公立大学から関関同立・産近甲龍まで、幅広い大学への合格者を輩出しています。

【国公立大学】大阪公立大学、和歌山大学、神戸市外国語大学などへの合格実績。
【関関同立】関西大学、関西学院大学、同志社大学、立命館大学への合格実績があります。
【産近甲龍】近畿大学、龍谷大学、京都産業大学、甲南大学など、多数の合格実績があります。
【その他】卒業生の多くが4年制大学や短期大学、専門学校に進学しており、現役での進路実現をサポートしています。