東住吉高等学校 (ひがしすみよしこうとうがっこう)

  • 公立
  • 大阪府大阪市|公立|共学

基本情報

大阪市平野区にある府立高校。全日制は普通科と、舞台芸術を総合的に学ぶ芸能文化科を設置。校是は「二兎を獲る」で、学習・行事・部活動の三本柱と人権尊重・グローバルな視点を重視するスクールミッションを掲げる。令和2年度に共生推進教室を設置し、多様性を尊ぶ学びを推進。

所在地

〒547-0033 大阪市平野区平野西2丁目3-77

アクセス

近鉄南大阪線「針中野駅」より徒歩約11分
地下鉄谷町線「平野駅」より徒歩約12分
地下鉄谷町線「駒川中野駅」より徒歩約13分

沿革

1955年、普通科高校として開校。1993年、日本の高校で初となる舞台芸術の総合専門学科「芸能文化科」を設置し、演劇・映像放送・伝統芸能の三領域を体系化。以後、文化・芸術教育と進路指導を両輪に発展。2020(令和2)年度には共生推進教室を設置し、共に学び生きる教育を拡充している。

偏差値

普通科 60
芸能文化科 53

学部・コース

普通科

基礎学力の徹底と進路実現を軸に、学年ごとの教育課程で文理双方に対応。前後期制で授業時間を確保し、到達度テストや講習・自習室運用など学習支援を整備。

芸能文化科

「舞台芸術に関する総合的な専門学科」。1年次は身体表現・舞台芸術理論など基礎、2年次以降は演劇・映像放送・伝統芸能の三領域を深め、舞台技術・長唄三味線・能楽等も学ぶ。集大成として卒業公演を実施。

入試傾向と対策

試験科目別対策

国語

配点

90点

合格目安

7割5分程度

傾向と対策

【傾向と対策】
基礎的・標準的な内容の文章を正確に理解する力を問う問題を中心に、問われたことがらについて適切に表現する力を問う問題を合わせて出題される。
自分の意志や考えを論理的に表現できる力を養っておく。限られた字数で文章を組み立てたり、自分の意見を具体的に表現したりできるようにしておく。

数学

配点

90点

合格目安

7割程度

傾向と対策

【傾向と対策】
「数と式」、「図形」、「関数」、「データの活用」の基礎的・標準的な事項についての理解を問う問題を中心に出題される。
幅広い領域からの出題なので、全領域の基本的な内容を復習し、しっかりと身につけておくことが大事。自分が受験する問題の形式や設問のテーマ、難易度を理解し、傾向をつかみながら演習をしておこう。

英語

配点

90点

合格目安

6割5分程度

傾向と対策

【傾向と対策】
【筆答】基礎的な語彙・文法についての理解を問うたうえで、基礎的・標準的な内容の英文を読み取る力を問う問題を中心に出題される。
【リスニング】自然な口調で話された英語からその具体的な内容や必要な情報を聞き取る力を問う問題を中心に出題される。
長文問題が出題の中心になる。内容については中・高校生の実生活、生物や社会問題、日本の文化などが取り使われるので、日ごろからこの種の長文になれておこう。
リスニング問題は、ネイティブスピーカーの話す英語に慣れておく必要が有り、しっかりと練習しておこう。

理科

配点

90点

合格目安

7割程度

傾向と対策

【傾向と対策】
各大問は、基本的な内容の小問を集めた構成になっている。問題文が長いので、問題文を読み解く力が必要になる。
選択式を中心に、語句や計算などの記述式、短文説明で出題される。
「物理的分野」力、電流、運動とエネルギーについて、グラフ、表からの思考力と計算力を問われる。力、電流、運動とエネルギーについての計算問題を練習しておこう。
「化学的分野」気体、水溶液、化学変化について、実験、表、グラフ、を用いた問題で理解力を問われる。化学反応式、イオンの化学式、気体や水溶液の性質、中和反応は重点的に学習が必要。
「生物的分野」実験・観察から、基本的な事項の理解力や考察力を問われる。実験・観察が重要。植物や動物のつくりと分類、遺伝は要点をまとめておく。
「地学的分野」基本的な語句などの理解力を問うとともに、総合的な考察力や思考力を問われる。まとめを中心に学習する。天体、気象、岩石は確実に理解しておく。

社会

配点

90点

合格目安

7割程度

傾向と対策

【傾向と対策】
問題数は多くないが、組み合わせを選ぶ問題などが有り時間配分を考える必要がある。
分野別の小問数は、歴史が4割近く、次に公民、地理という割合になっていることが多い。分野をまたいだ融合問題も出題されている。
「地理的分野」特定の地域に限った問題の他に歴史分野などとの融合問題として出題されている。世界地理を中心に学習し、関連する日本の各地方の特色などについてまとめておくとよい。地図帳・資料集を活用することも大事。
「歴史的分野」広い時代にわたって政治的・外交的・文化的などが問われる。日本史・世界史ともに各時代の重要な出来事と関連人物を、自分で年表を整理し流れとともに覚えておく。
「公民的分野」日本の政治・経済の内容だけでなく、国際関係や時事的な問題も出題されることが多い。教科書や資料集に出てくる用語や巻末の資料をおさえておく。時事問題にも関心を持ち、新聞やニュース・インターネットなどで情報をおさえておく。

受験対策について

東住吉高校は倍率のタイプがⅠタイプなので受験時の得点の比率が高くなります。内申点はほぼ4以上の子が多数なので1年生からのテストをきちんと受けることや提出物は必ず怠らないようにしておきましょう。
全体的に基本的な内容は確実に答えられるようにしておきましょう。
問題をたくさん解いて演習し、過去問演習とやり直しを中心に穴をなくしていくことで対策していきましょう。

特色

教育方針

「教養豊かで自主創造性に富む人間の形成」を掲げ、徹底した学習指導・生徒指導・健康管理を重視。スクールミッションは「二兎を獲る」の理念のもと、人権意識とグローバルな視点を備え、高い志を抱いて社会に貢献する人物の育成。学習マラソンや講習・模試等の学習支援も展開。

学校行事

ヒガスミ祭(文化祭)、体育祭、芸能文化科卒業公演、チャリティーマラソン、修学旅行・スタディーツアー、進路講演会、大学ガイダンス ほか

クラブ活動

【文化系】
文芸、吹奏楽、ESS、理科研究、書道、美術、ボランティア、放送、演劇、写真、茶道 ほか

【体育系】
陸上、サッカー、バレーボール、バスケットボール、男子テニス、女子軟式テニス、剣道、水泳、ラグビー、卓球、バドミントン、ダンス、硬式野球 ほか

進学実績

【国公立】大阪大学、神戸大学、北海道大学、大阪公立大学、大阪教育大学、京都府立大学、兵庫県立大学、和歌山大学、広島市立大学、島根大学、三重大学、高知大学 ほか

【私立】同志社大学、立命館大学、関西大学、関西学院大学、近畿大学、龍谷大学、京都産業大学、甲南大学 ほか

大阪市の個別指導塾WAM

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