近畿大学附属高等学校 (きんきだいがくふぞくこうとうがっこう)

  • 私立
  • 大阪府東大阪市|私立|共学

基本情報

東大阪市にある共学の私立高校。近畿大学との高大連携を軸に「知・徳・体」の調和を重視し、文理3コース・英語特化(IB含む)・進学コースの多様な編成で難関大から近畿大学まで幅広い進路に対応する。ICT活用や海外研修など実践型学びも特色。

所在地

〒578-0944 大阪府東大阪市若江西新町5-3-1

アクセス

近鉄大阪線「長瀬駅」より徒歩約20分
近鉄奈良線「八戸ノ里駅」より徒歩約20分

近鉄奈良線「八戸ノ里駅」JRおおさか東線、近鉄大阪線「俊徳道駅」から「大学直行バス」が運行されています。「近畿大学東門前」バス停下車徒歩約5分

沿革

1939年「日本工業学校」設立。1948年の学制改革に伴い新制高等学校に切り替え、校名を大阪理工科大学附属高等学校と改称。1949年「近畿大学附属高等学校」と改称。平成期に普通科コースを拡充し、2012年にSuper文理・特進文理等の5コース制を整備。2022年IB DP認定、2024年に国際バカロレア(IB)クラスを設置。

偏差値

併願 Super文理…70 特進文理Ⅰ…67 特進文理Ⅱ…65 英語特化…61 進学…59
専願 Super文理…66 特進文理Ⅰ…63 特進文理Ⅱ…61 英語特化…58 進学…55

学部・コース

文理コース(Super文理/特進文理Ⅰ/特進文理Ⅱ)

最難関~国公立大合格を見据え、朝テストや長期休暇講座等で学力を伸長。探究・発表活動も併行。バランスのよい科目履修とハイレベルな学力養成で、京都大・大阪大などの最難関国公立大をはじめ、神戸大・大阪公立大などの国公立大学現役合格をめざします。

英語特化コース(英語特化クラス・国際バカロレア[IB]クラス)

グローバルな社会で活躍できる人材を育成する。IBの理念を基盤に4技能を実践的に育成。Pre-IBや留学、CAS等で「世界に通用する18歳」をめざす。

進学コース

近畿大学との7ヵ年連携を柱に、3年間で5教科を継続履修。卒業論文プロジェクト等で表現・思考力を養成。近畿大学に進学後は、各学部のリーダーとなる人材を育成します。

入試傾向と対策

試験科目別対策

国語

配点

100点満点

合格目安

6割~7割5分の正答(※コースにより変動あり)

傾向と対策

【傾向と対策】
論理的文章・文学的文章が1題ずつ+古文1題の合計3題構成となります。論理的文章・文学的文章の設問内容の特色は、適語挿入・語句の意味・内容把握・理由説明・心情把握・要旨把握など幅広く出題される点。古文は説話集からの出題が多い。
対策としては、漢字・四字熟語・慣用句・ことわざなど、基本的な事項を着実にしておくこと。また、古文に関しては、単語・文法の理解を通して、全文の口語訳ができるように。また、文学史の学習を深めておくことも大切。

数学

配点

100点満点

合格目安

6割~7割5分の正答(※コースにより変動あり)

傾向と対策

【傾向と対策】
幅広い領域について出題されているので、全般にわたって復習することが必要。毎年、数の性質の文章題が大問として出題される。文字を使用した式の計算も多用。関数・図形に関しても大問で必ず出題されるほか、小問としての出題率も高い。
まずは、教科書レベルの問題を確実に解けるように学習を進め、その後、発展的な内容につなげていきたい。

英語

配点

100点満点(英語特化のみ200点満点)

合格目安

6割~7割5分の正答(※コースにより変動あり)

傾向と対策

【傾向と対策】
長文問題では、読解のみにとどまらず、単語や文法などに関するさまざまな問題が出されている。文法問題では、比較、受動態、現在完了、分詞、関係代名詞など中学校の高学年で習う文法事項がよく問われる。リスニングはなし。
対策としては、長文に読み慣れておくこと、ボキャブラリーの増強、また同意文完成や整序作文に強くなっておくことも必要。

理科

配点

100点満点

合格目安

6割~7割5分の正答(※コースにより変動あり)

傾向と対策

【傾向と対策】
生物分野・地学分野・化学分野・物理分野の4分野からバランスよく出題されている。基本的事項をよく復習し、計算問題をこなしておくことが大切。
対策としては、実験結果を示す表やグラフは、意味を考えながら読み解くことが必要。化学式や化学反応式もよく出題される。生物・地学では基本的な内容(消化と吸収・血液循環・光合成と呼吸など)の出題が多い。また、電流・力・仕事とエネルギー・化学反応の量的関係・湿度・天体・地震など、すべての分野の計算問題をしっかりやっておくことも重要。

社会

配点

100点満点

合格目安

6割~7割5分の正答(※コースにより変動あり)

傾向と対策

【傾向と対策】
ここ最近は、大問数は6で一定、小問数は60~68。試験時間が50分の問題量としてはやや多いので、解答できる問題からこなしていくことが大切。地理については、例年、日本地理・世界地理とも出題されており、幅広い知識が必要。歴史については、日本史・世界史のいずれも出題。年表や写真を使った問題や、かなりの長文を読ませる問題、語句や短文の正誤を判断させる問題など様々。公民については政治では、憲法条文中の語句には特に気をつけたい。また、経済や国際問題にからむ時事的な問題もあり、かなり広範囲からの出題となっている。
対策としては、まずは教科書レベルの基本的な内容の定着。また、公民に関しては、憲法など教科書巻末の法律を熟読しておくことも肝要。加えて、新聞やインターネットなどで報道されるニュースにも関心を持つようにしておきたい。

受験対策について

コースは5つあり、それぞれ合格目安は「Super文理」が7割~7割5分、「特進文理Ⅰ」が6割5分~7割弱、「特進文理Ⅱ」が6割5分前後、「英語特化」が6割5分~7割弱、「進学」が6割強となります。受験科目は「国・数・英・理・社」の5教科です。
どの科目も基礎から応用と幅広く問われます。特に基本問題・標準問題を落とさないように対策することが大切です。

特色

教育方針

「未来志向の教育」をスローガンに、生徒一人ひとりの個性を尊重し、社会に貢献できる人材の育成を目指しています。「人に愛される人、信頼される人、尊敬される人」を育てることを教育理念とし、「知・徳・体」の調和のとれた全人教育を実践。特に、ICTを活用したプレゼンテーション活動や卒業論文の作成などを通じて、「21世紀型学力」を育成します。

学校行事

球技大会、校外学習、体育祭、近高祭(文化祭)、校内かるた大会、修学旅行、研修旅行

クラブ活動

【文化系】
文芸、吹奏楽、新聞、放送、写真、美術、書道、生物、茶華道、囲碁・将棋 ほか

【体育系】
野球、陸上、相撲、卓球、ラグビー、バレーボール、バスケットボール、ソフトテニス、硬式テニス、柔道、剣道、サッカー、バトミントン、水泳 ほか

進学実績

【国公立】京都大学、大阪大学、神戸大学、名古屋大学、筑波大学、横浜国立大学、大阪公立大学、奈良女子大学、奈良県立医科大学、和歌山県立医科大学、富山大学 ほか

【私立】早稲田大学、上智大学、東京理科大学、中央大学、法政大学、同志社大学、関西学院大学、立命館大学、関西大学、近畿大学 、京都産業大学、龍谷大学 ほか

【海外】University of Louisville、Monash University、University of Technology Sydney、Queensland University of Technology、University of Essex Rotterdam University of Applied Sciences ほか

東大阪市の個別指導塾WAM

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