教室ブログ

2022.06.27

中学英語の7大原則(No1)

★原則1:格変化表の習得
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「格変化表 英語」というキーワードで画像検索して頂くと、色々な種類の格変化表が出てくるのですが、そのたくさんの画像を見ていくと統一感がなく、英単語の並べ方がバラバラなんです。
これはつまり、学校の先生が言うことも、塾の先生が言うこともバラバラで生徒が混乱してしまうわけですね。
英語学習は、『順番が大切』です。
生徒が「分かりやすい!」と感じる格変化表の並べ方がありますのでそれを伝授しますね。

まずは、以下の順番で覚えてください。
「I , we , you , they , he , she , it」
これを何度も声に出して、読みながら、「この順番で」覚えてくださいね。
上記7つの単語は「主格」と呼ばれるもので、「~は」と訳されます。

~~~~~~~~~~~~~~
I = 私は we = 私たちは
you = あなたは、あなたたちは
they = 彼らは、彼女らは、それらは
he = 彼は she = 彼女は it = それは
~~~~~~~~~~~~~~

上記の訳も、もちろん覚えて頂きたいのですが、いきなり全てを覚えるのが難しいという場合は、少しずつ覚えていけば大丈夫です^^
とにかく大切なことは、
「I , we , you , they , he , she , it」
というこの順番で覚える、ということです。

この「主格」と呼ばれる7つの単語は格変化表では縦に並びますので、以下のイメージで覚えておきましょう。

I
we
you
they
he
she
it

この7つがスラスラと読める&書けるようになったら、次は横に展開していきます。
I my me mine
we our us ours
you your you yours
they their them theirs
he his him his
she her her hers
it its it ×(無し)

算数の九九のようなイメージで、「Iの段」「weの段」「youの段」「theyの段」「heの段」「sheの段」「itの段」という感じで横に展開していきましょう。
全ての段がスラスラ読める&書けるようになるまで反復練習して頂きたいのですが、少しずつ身につけて頂く形で大丈夫です^^
この横展開していく過程で、所有格、目的格、所有代名詞という言葉も出てくるのですが、こちらの理解はいったん後回しで大丈夫です。

所有格、目的格、所有代名詞については、今後、たくさんの例文にふれながら少しずつマスターしていけばOKです。

ひとまず最初の段階では、以下の2つをしっかりおさえておきましょう。

・主格7つを、
「I , we , you , they , he , she , it」の順番で読み書きできるようになる。

・その後、横展開することにより格変化表の全てを読み書きできるようになる。

「縦方向の7つの主格」と、「そこからの横展開」。

この2つのイメージを頭に焼きつけてくださいね!

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★原則2:文章の種類の認識
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次に大切になってくるのが、「文章の種類」を明確に認識するということです。

具体的には、『肯定文・否定文・疑問文という3種類がある』ということをおさえておきましょう。
そして、日本語の文章を見ても、英語の文章を見ても、それが3種類のどれなのかを明確に認識できるようにしておきましょう。
英語が得意な生徒というのは、
・ケンは学生です。
・ケンは学生ではありません。
・ケンは学生ですか?

という文章を見たときに、上から順番に肯定文・否定文・疑問文であると一瞬で回答できます。

肯定文というのは、「~です。」とか「~します。」で終わることが多い普通の文章です。
最初のうちは、よく分からなくても大丈夫です。
否定文と疑問文のほうが分かりやすいので、この2つを先におさえてもOKです。
否定文というのは、「~ない」という要素を含んだ文章です。
疑問文というのは、「?」で終わることが多く、質問している文章ですね。

・ケンは学生です。
・ケンは学生ではありません。
・ケンは学生ですか?

という3つの文章を英語にすると、こうなりますね。

・Ken is a student.
・Ken is not a student.
・Is Ken a student?

上記の英文を見た瞬間に、上から肯定文・否定文・疑問文だと判定できるのがベストです。
英文になっても判定方法は同じで、2番目の「notの要素」を含んだ英文が否定文です。

3番目の「?」で終わる英文が疑問文です。
主語、be動詞といういわゆる普通の順番で始まっている1番目の英文が肯定文です。
この肯定文の感覚は、今は分からなくても大丈夫です。

たくさんの例文にふれるうちに、分かるようになってきます。
とにかく大切なことは、肯定文・否定文・疑問文という3種類のどれなのか?
という部分に常に意識を向けることが大切なんです。

英語が得意な生徒というのはわざわざ問題で聞かれなくても、英語の文章を見た瞬間に、
「あっ、これは否定文だな。」とか「これは疑問文だな。」という感じで反応できているんです。

そしてこの『反応の差』こそが成績の差なんです。
英語が得意な生徒は、圧倒的な情報力をもっています。

聞かれていないのに、これは疑問文だと瞬時に判定できていますし、その情報力をもとに、問題をスラスラ解いて入試を有利に進めていきます。

お伝えした「原則1と原則2」は合否を分ける重要な話です。

まずはこの2つの原則を身につけて中学英語の土台を作っておいてくださいね。

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