教室ブログ

2022.04.05

【浅香山校】合格体験記

堺市北区東浅香山町の学習塾<個別指導塾Wam浅香山校>です。

長尾中学校 ・ 浅香山中学校・五箇荘中学校 ・ 大阪府下の高校

東浅香山小学校 ・ 浅香山小学校 ・ 新浅香山小学校 の皆様にご通塾頂いています。

 

 

こんにちは!

浅香山校の新井です。

 

本日は今年公立高校受験に合格した生徒の合格体験記をご紹介させて頂きます。

とても参考になる内容で、本当に丁寧に長文を書いて下さっています。

 

 

 

登美丘高校合格 H君

 

僕は3年の6月にWam浅香山校に入塾し念願だった令和4年度の登美丘高校と浪速高校二類に合格することが出来ました。

 

【Wamに入った理由と良かったところ】

数学と理科は分からない問題に遭遇した時に自力で解決する自信がありませんでした。

個別指導で家からも近かったことと昔いとこも通ってたこともありなんとなく信頼して入塾しました。

通常で週1回数学、講習(夏期は夏休みだけでしたが冬期は冬休みから3月まで受講)で数学と理科を受講しました。講習では本当に自分が分からないところを先生に聞くという感じでした。教え方はとても分かりやすい上に遠慮なく聞けるという雰囲気で僕にはとても合っていました。いろいろと相談にものっていただきました。

融通も効かせていただきました。例えば木曜日に数学の通常授業があるのに木曜日に数学のテストがある場合などは水曜日に前倒ししていただけたのは本当に助かりました。あと模試は1月上旬のVもしが最後なのでそれ以降の力を測定するために僕は得意な社会と理科だけ塾長に言って過去のVもしの問題をもらいました。

 

【志望校と偏差値について】

皆様は「志望校の偏差値」についてどのような認識をお持ちですか?

偏差値はネットで調べれば出てきます。

自分の志望校の偏差値を見て「○○高校は53もあるんか‥。無理。下げよう」と思う方も中にはいらっしゃるかもしれません。でも僕から言わせたらもったいないです。「お金払って塾に来てんのに下げるの?」って感じです。

確かに偏差値というのはある程度の目安にはなるかもしれません。でも所詮「ある程度」に過ぎません。53の高校なら60で受かってる人もいれば45で受かってる人もいます。だから絶対に53無いと合格出来ないわけではありません。あくまで合格した人の「平均」です。よく11月の五ツ木は毎年一番受験者が多いから判定に精度があると言われています。正直に言います。僕は登美丘D判定でした。でも模試は模試。本番で点数を取れたらいいと考えてました。ただ、成績が悪かった事についての反省は充分にしました。

 

【私立高校について】

公立が第一志望の場合、私立は確実に合格しておきたいです。

では確実に合格するにはどうするか?

答えは学校の実力テスト(学力診断テスト)で高校側が求めてる点数を取ることです。これは学校や塾の先生に教えてもらえると思いますしオープンキャンパスで担当の方に聞くのも良いと思います。たとえ模試の判定がAでもこの実力テストで基準をクリアしてなかったらダメです。

実力テスト(学力診断テスト)は学校によって2回のところもあれば3〜4回あるとこもあります。僕の中学では対象となるのは2回あり、うち1回は基準に数点及びませんでしたが残りの1回でギリギリクリアしました。

 

【内申点について】

僕は1年で31  2年で37  3年で36。これに0.6掛けて211。正直もう少し欲しかったです。

定期テストは頑張りましょう。僕もそれなりに頑張ってはいました。中間期末のどちらかで平均点以下でももう片方を頑張り提出物等を提出していれば4はもらえるイメージですが5はなかなか難しいです(笑)。

 

【私立高校対策について】

浪速二類。過去問5年分はきっちりやり、浪速高校なら浪速高校特有の問題があります(おそらく他の私立高校も)。例えば社会では都道府県の単体の地図を見て「これは何県か?」と答えさせる問題が好きなようです。僕は過去5年間で出ていない県の地形とある程度の特徴を詰め込みました。案の定予想は的中しました。その他の科目もこういうのがありますので手を打つ余裕があれば打っておいた方がいいでしょう。

 

【公立高校対策について】

僕は偏差値では劣勢だったので何が何でも本番で点数を取る必要がありました。そこで考えたのは公立B問題の形式パターンに徹底的に慣れる作戦です。

では具体的にどうしたか。大阪進研さんのいわゆる「青本」を購入しました。分冊になっており問題より解説の方が分厚いです。その解説も赤本の何倍も充実しています。社会はその問題に対する解説とその周辺知識まで載せてくれてます。値段は赤本の倍しますが赤本の何十倍も価値があると思います。この青本で一般B問題の過去5年分を解く。ここまでは普通に誰もがやることだと思います。僕は一般B問題をやる前に特別のB問題もやるという作戦を立てました。特別も青本に掲載されてます。一般との比較ではやや易しめなのでハードルは低かったです。特別と言えどもやはり一般と大まかな形式は似てます。一般特別とも5年分を2周とリスニングも計10回分やりました。ここまでやると慣れたのはもちろんですが自信も付きました。本番では国語の内容が最初頭に入ってこず作文もあまり上手く書けた手応えは無かったもののそれ以外の科目では「多分いけたな」と思いました。

 

【そもそも過去問を解く意味】

過去問とは過去に出題された問題。普通に考えたら同じ問題は出ません。ではなぜ解くのか。①どこまでのレベルの事が出るのかがわかる。②全く同じ問題は出ないとしても例えば数学などでは過去問と同じ考え方をさせるような問題は出題される。全く同じ問題ではなくても選択肢の一つや二つは何年か前のが出る時がある③過去問をしっかりやってれば知能問題は少々わからなくてもよくよく考えれば問題作成者がどのような答えを求めているかがボンヤリと全てではないにしろ分かるようになる。④大まかな自分の実力がわかる。などです。

 

【自分に課した戒めについて】

①9月から絶対に30分の朝勉

②1年半ゲーム禁止

③1月から公立本番まで英語長文を最低1日1題読む

 

①は前日の復習、長文読み、リスニング、暗記物、定期テスト時は音楽などの4教科などに充てました。

③は本番はそれなりに長い長文を読むことになるので読んで内容を把握する力をつけることを念頭に置きました。なるべく初見の長文を読むようにしましたがキツい時は昨日過去問で解いた長文や模試の長文など一度読んだことのあるものでも良しとしました。

 

【使って良かった参考書&問題集】

国語

①わからないをわかるにかえる中学国語(文理)

②システム中学国語漢字語彙編(水王舎)

 

僕は国語が苦手でした。読解問題は読める時と読めない時の差が大きかったです。模試でも5科目中一番良いか悪いかだった。だから知っていたら確実に点が取れる知識問題の方でブレを無くすことを意識した。①で文法の基礎を習得出来た。②は私立公立とも漢字で落としたくないと思い購入。実力テストに出た漢字をこの本で調べたら結構載っていた。漢字対策にはとてもいいと思う。あとやったのは大阪学芸高校の漢字過去問。単純に漢字問題が多かったのでやりました。漢字は私立公立ともほぼ答えれました。

 

社会

①完全攻略中学地理(文理)

②完全攻略中学歴史(文理)

③中間期末の攻略本公民(文理)

④学校でもらった3年間の総整理問題集

⑤中学社会科用語をひとつひとつわかりやすく(学研)

⑥中学地理が面白いほどわかる本(KADOKAWA)

⑦中学歴史が面白いほどわかる本 

(KADOKAWA)

⑧教科書

 

①と②は僕のバイブルでした。直前まで使いました。③は定期テスト用の問題集ですが入試にも充分使えます。④は実力テスト対策に使用しました。宿題としても出されました。実力テストは9月79点 11月83点でした。⑤は問題を解いて間違えた用語は必ずこれで調べました。⑥と⑦は読み物ですが最初から最後までを通しでは読まず苦手な箇所を何回も読みました。

僕は⑧教科書を読むのは苦痛だったのでほとんど読まなかったです。ですが本文の外枠に載ってる写真や資料には出来る限り目を通しました。実力テスト、模試、入試全てで「この写真(資料)何やろ?難問やな。見たことないし」ってのもほぼほぼ教科書の写真のどこかから出ているということを認識しました。

あと定期テストを頑張って下さい。定期テストと入試問題のキョリは社会が一番近いです。

 

数学

①中学数学の解き方をひとつひとつわかりやすく(学研)

②塾のプリント

③受験者の50%以上が解ける入試問題数学(旺文社)

④ニューウイング出題率数学(英俊社)

 

①は2年の時から使ってました。持ち運び便利です。通しでやりましたが3年になるとほとんどやらなかったので定着し切れなかったです。もっとやり込めば良かったです。②は塾の授業時に単元ごとにもらいました。授業でメインに使い、もちろんわからなければその場で教えていただけました。

③は簡単な問題を絶対に落とさないようにするためにやりました。簡単そうに見える計算問題でも解くのに迷ったものもあり、すなわちそこが苦手だと判断できました。④は苦手な単元の基本問題のみ解きました。塾での教え方は非常に良かったにもかかわらず模試等ではケアレスミスもありあまり反映させることが出来ませんでした。「自分はほんまに数学が苦手なんやな」とも思いましたがVもしが終わってから私立公立の過去問を解いていると難問(捨て問)以外はびっくりするくらい解けるようになっていました。本番も今年は易しかったと言われてますがぼくもそう感じることができました。間違いなくWamのおかげです。

 

理科

①高校入試合格BON!(学研)

②学校でもらった3年間の総整理問題集

③高校入試の最重要問題理科(学研)

④1 、2年の総復習(旺文社)

⑤近道問題理科計算(英俊社)

⑥夏期講習のプリント

 

まず②と④と⑥で基礎を固めたあとに①をやりました。そこでわからないところは塾に聞きました。2周、苦手分野は3周しました。③は全部はやってませんが得意分野で力を試したい時や問題練習が必要と感じた単元をやりました。難しいので基礎を固めてからやるのがいいと思います。これだけやっても計算問題に関しては出来るのと出来ないのがはっきりしてたのである時期、計算に特化した勉強をしようと思い⑤を購入。わからないところは塾で教わりだいぶ鍛えられた感じになりました。

僕は1年の時から理科は得意不得意がはっきりしてました。確か1年のいつだったかは忘れましたが定期テストで不得意分野ばかり出た時に37点取りました。平均よりも20点以上下回ってました。そんな僕がWamで理科を学んでからは社会と匹敵するくらい出来るようになりました。今年の本番は少し難しかったと言われてますが僕は「簡単じゃね?これは皆点数取るやろな」と解いてる時に思いました。本番直前まで行った講習のおかげです。

 

英語

①完全攻略英文法(文理)

②ランク順英単語1850(学研)

③ランク順英熟語430(学研)

④ニガテを何とかする英語(旺文社)

⑤近道問題英文法(英俊社)

⑥近道問題単語連語(英俊社)

⑦学芸高校の英作文の過去問

 

主に①をやりました。良問が多いですが解説が少ないのが難点でした。でもやり切ると文法に関してはだいたいの問題が解けるようになります。僕の英語の成績は1年の終わりからずっと定期テストでは75点前後と安定してましたが実力テストになると40点台と思うように取れませんでした。その原因は語彙力だと判断し②と③をやりました。やってみて思いましたがだいたい見たことはある単語熟語でも完璧には覚えていなかったことが判明しました。④は長文読解力を鍛えるためにやりましたが精読というよりはテクニック的な要素が強くそれはそれで得れるものはありました。⑤は主に①で学んだ事が身になっているかどうかと年明けの実力テストと私立高校に対応するためにやりました。⑥は発音アクセント問題のみを実力テストと私立対策で使用しました。⑦は実力テストと公立の英作文対策で使いました。条件指定の自由英作文です。これをやったおかげで年明け最後の英語の実力テストは英作文はほとんど失点することなく72点取れ、公立の本番も戦えました。

 

【僕の成績】

  • 定期テスト

 最高398(2年学年末)

 最低255(1年1学期期末)

 あとは1回だけ300点割れがありましたが

 だいたい350〜380くらいです。

  • 実力テスト(学力診断テスト)

 1回目9月  306点(平均+36点)

 2回目11月   296点(平均+40点)

 3回目1月  321点(平均+58点)

  • チャレンジテスト

 1年  3科目150点強(府内平均くらい)

 2年  5科目309点 (府内平均+40点)

 3年  5科目300点(府内平均+40前後)

  • 五ツ木

 9月 登美丘D 阿倍野C

  11月 登美丘D 阿倍野C

  • Vもし

 1月 登美丘C 阿倍野B

 

1つだけ自慢させて下さい。2年学年末の保健体育で学年で唯一満点(平均56)を取りました(笑)。

 

【最後に】

この場をお借りして合格体験記を書かせていただきました。長く拙い文を最後まで読んで下さりありがとうございます。

勉強法は「コレが正解」というのは無いと思います。受験者の数だけ勉強法は存在すると思います。だから僕は上記のやり方で合格しましたが正解だとは思ってません。

だから皆さんもWamを上手く活用し早く自分に合った勉強法を見つけて下さい。そんな中で僕のやり方を参考にしてもらえれば幸いです。

では皆さん。受験勉強(生活)は決して楽ではないですが頑張って下さい。登美丘高校を目指す方は是非お待ちしています。

 

 

 

 

H君、そしてお父様、ご協力誠にありがとうございました!!!

 

私にとってもすごく参考になる内容でした。

 

これから受験を迎える皆様にとってもご参考になれば幸いです。

 

 

 

 

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