教室ブログ

2022.02.28

【雑談】I play not soccer.

ブログをご覧の皆様こんにちは。

個別指導Wam東豊校の涌井です。

 

 

先日、生徒の英語の課題を確認していたら面白い間違いがあったのを見つけました。

 

『I play not soccer.』  ①

 

この間違いは皆さん分かりますね。

正しくは以下のようになります。

 

『I don’t play soccer.』

 

 

英語の一般動詞を使った文章の否定文は

 

 

『主語 + don’t(doesn’t) + 一般動詞の原形~.』

 

 

で表されます。

そのため ①の英文を作った生徒は一般動詞の否定文のルールを忘れていたことになります。

 

 

ここまで見ると、ただの普通の間違いです。

何が面白いんだ!と思われる方も多いかと思います。

 

 

もう少し詳しく見ていきましょう。

彼は以下の文章は正確に書けていました。

 

 

『I am not a teacher』

 

 

この文章は先ほどとは違い『don’t』は使いません。

使われている動詞が一般動詞ではなく『be動詞』だからです。

 

be動詞の否定文は以下のようになります。

 

『主語 + be動詞 + not + ~.』

 

 

彼はbe動詞の文章の構造は理解できています。

一方で一般動詞の文章の構造は十分に理解できていないです。

 

 

それでは何故このようなミスを生んでしまうのでしょうか。

単純に文法を覚えられていないから!と済ませてしまうのは単純です。

しかし、教えられても中々覚えられない事があるのは確かです。

覚えられない、覚えにくい原因というのが存在するはずです。

そこで考えられることは英語と日本語の否定文のつくり方にあると思います。

 

 

英語の場合は先述した通り、一般動詞とbe動詞では否定文のつくり方が異なります。

 

日本語は述語の後に『~ない』を付ければほとんどが否定を含んだ文章になります。

ex1) 今日は寒くない (寒い + ない)

ex2) 私は走らない  (走る + ない)

ex3)  部屋が散らかっていない (散らかっている + ない)

 

そのため、日本語を使っている僕たちは以下のような考え方をしているはずです

 

否定文を表すときは『ない』のような言葉を1つくっつければ良い

 

 

英語と日本語では否定文のつくり方は大きく異なります。

(否定文どころか、疑問文や言葉の並びも大きく違いますが )

日本語のルールが頭に染み付いているからこそ、

『I am not a teacher.』は正解出来て

『I play not soccer.』という文章を作ってしまったでしょう。

 

 

このようなミスをしないためにも、

日本語と英語の言葉の違いを強く意識して勉強する必要があるのです。

 

 

本日はここまで!

ではでは。

この記事をシェア

すべて無料!
丁寧にサポートさせていただきます!

お急ぎの方はこちら! 電話でもお伺いいたします!

フリーダイヤル(受付時間10:00~22:00) フリーダイヤル® 0120-20-7733