教室ブログ

2022.02.25

令和4年度千葉県公立高校入試<社会>傾向

松戸市、市川市のみなさん!こんにちは!個別指導Wam秋山校教室スタッフです。
公立高校を受験したみなさん!きのうは英数国。きょうは理科、社会、学校ごとの検査と、2日間にわたっての入学試験 本当にお疲れ様でした!
これまで一生懸命取り組んできた結果が実ることを心から祈っています。

受験生のみなさんにとっては見直しのため、そして中2以下のみなさんにとっては
来年以降の入試対策に向けて2022年入試問題を振り返っておきましょう♪

*本講評は速報ですので随時更新いたします。ご了承ください。

 

<全体講評>
総合問題、地理2題(日本、世界)、歴史2題(①~江戸時代、②明治以降)、公民3題(経済、選挙制度、SDGs)の計8題。

 

大問①(総合問題)
①番の総合問題は千葉県がテーマではなく、カザフスタン、カタール、ギリシア、ニュージーランドの4か国を取り上げての出題です。今後も世界各国を地理、歴史、公民の各分野を通じての多角的な出題が予想されます。

 

大問②③(地理)
②番の日本地理は都道府県庁所在地、資料読み取り、地形図読み取りは例年通り。再生可能エネルギーの1つである「地熱発電」を答えさせたのは時代の流れでしょうか。
③番の世界地理では緯度による面積の大小、「アンデス山脈」、モノカルチャー経済についての30字以内の説明問題、資料の読み取りなど。2人の生徒の会話から時差ならびに現在の時刻を考える問題も出題されましたが、地理2題とも難易度はさほど高くありませんでした。

 

大問④⑤(歴史)
④番は飛鳥、平安、鎌倉、江戸の各時代に建てられた寺社をテーマとして、並び替え、同時代選択、鎌倉幕府の滅亡、江戸時代の政策についての小問、また、生徒が授業で発表したレポートを題材として銀閣についても出題されました。並び替え問題は4つの選択肢がいずれも7~8世紀の出来事で、各時代の流れや出来事を整理しておけば難なく解けたはずです。
⑤番では19世紀半ば以降の日本、世界の出来事(大政奉還~第二次世界大戦)の年表からの出題。
「五箇条の御誓文」、第一次世界大戦のきっかけ、サンフランシスコ平和条約についての25字以内の記述が出題されました。また、日清戦争~日露戦争の間に起きた出来事を選択する問題、第一次世界大戦~第二次世界大戦の間の出来事の並び替え。④同様、明治、大正、昭和(~終戦)各時代の内容理解が必須でしたが、地理同様、歴史についても、難易度は高くありませんでした。

 

大問⑥⑦⑧(公民)昨年の「電子マネー」に引き続き、今年は「18歳選挙権」「SDGs」と世の中の出来事に関心を持っているかどうかが、より問われる内容でした。
大問⑥は企業、家計、政府のつながりについての表からの出題、資料の読み取り。「CSR」(企業の社会的責任)は教科書レベルの語句ですが、正解率は低かったと思われます。
大問⑦は地方自治、選挙制度についての出題。問題文に今後、高校で新科目「公共」を学んでいくという内容を盛り込んでいることからも、課題解決を通じて、積極的に社会と関わってほしいという出題側の願いがうかがえます。さらに大問⑧において「SDGs」や「地球温暖化」の出題が続きました。

 

松戸5中、東国分中、和名ケ谷中の2年生の皆さん、今日からは皆さんが受験生です。
わからないこと、不安なこと、迷っていることがあれば是非教室までお問い合わせください。
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