教室ブログ

2021.10.16

今だから身につけるべき学習法

こんにちは、個別指導Wam香川統括教室長の木村大輔です。

中学生は先日、中間テスト、中3生は続けて第3回診断テストがあり、2学期始まって最初のテストが終わりました。

約1ヶ月後には学期末テストが行われます。特に中3生にとって内申点が決まる大事なテストであり、他の学年においても重要な単元が続く2学期は学力差が開きやすい期間であることからもこの1ヶ月間の過ごし方が非常に重要です。

今の時期こそ自分に合った勉強の方法をみつけたり、現状の勉強方法で改善すべき部分を明確にしたりなど、今までの学習を振り返る良いタイミングです。

Wamでは中間テストや診断テストに向けて、自習はもちろん追加で授業回数を増やした生徒もいましたが、その中でも非常に多くの生徒に見られすぐにでも改善すべきこと。 それはノートの取り方と使い方です。 「な~んだっ」と当たり前のように思うかもしれませんが、実際に正しく使っている生徒は半分もいないと思います。

Wam香川では塾生ならいつでも自習室が利用出来ます。 小学生は学校帰りに宿題を自習室で終わらせて帰る生徒が多く、中高生も部活帰りに「家では集中できないから」などの理由で自習室を利用してから帰宅するなど、授業前やテスト期間は特に積極的に自習室を活用しています。 そんな中、学校の宿題プリントやノートに「答えしか書いていない」という生徒がみられ、算数・数学は特に多い印象です。

Wam多肥校ではテキストを使用して授業を進めていますが、テキストに直接記入せず、必ずノートを使用して答えだけでなく途中計算を書くように指導しています。 なぜなら、テストで高い得点を継続して取る生徒たちの共通点は途中計算や思考過程をノートに書いていることだからです。

算数・数学の問題は計算問題と文章問題に大きく分けることが出来ますが、計算問題では答えだけだと正解か不正解だけになってしまいます。ですが、途中計算が残っていて解答に至る過程がわかっていると正解か不正解だけでなく、間違いの原因まではっきりとわかります。   実際に、Wamに来るまで成績が伸び悩んでいた生徒が、途中計算を消さずに残すようになってからテストの点数は伸びています。 普段、途中計算を書かなかったり、間違えるたびにその都度、消しゴムで消していた人はぜひやってみてください。びっくりするほどケアレスミスを減らすことができるようになります。

また文章問題ですが、計算問題はできるのに文章問題ができないのは、主に式を立てられないことが原因です。しかし、解決しないといけない原因は他にもありそれは、問題文の意味をとらえ切れていないということです。 これを解決するには、問題を解くために必要な条件や数字に線を引きながら読んで、文章を整理しながら読みます。つまり、思考過程を文字や線で残すことです。 立式に必要な数字や条件を書き出すことで思考を整理し立式できるようになります。

この学習方法のポイントは、「模範解答を作るように問題を解く」こと。これは数学に限らず他教科でも通用する方法でもあります。

ただ、ここで注意してもらいたいことがいくつかあります。後で見返した時に、「自分の文字が読めない」「平仮名ばかりで意味が分からなくなった」では本末転倒です。そうならないように文字は丁寧に書く習慣にしましょう。文字を丁寧に書くことは習慣になれば面倒なことではなく、むしろ記録することで振り返りや確認にも役立ちます。「人の記憶力には限界がある」ということを忘れないでください。

社会に出て仕事をしていく上で忘れると言うことは信用問題になります。手を使って書くメモや手帳といったツールを使い記録を残し、文字を丁寧に書く癖を今のうちから勉強を通してつけていきましょう。 実は、「丁寧な文字を書く」・「漢字を使って書く」で国語や社会の「記憶がより定着する」や「表現力の向上」といった効果が報告されています。スマホやタブレットのメモ機能など、デジタルツールは便利ではありますが、書くことのメリットから離れすぎた生活習慣や学習方法は、子どもたちの能力を抑えてしまう一面も持っているのではないでしょうか。

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