読書について相談されることがありますので、私なりの答えを述べます。
Q1:「子供はまったく本を読まないです。マンがもまないのですが、どうしたらよいでしょうか」
A1:環境をまず整えましょう。新聞や、雑誌や、大人が読んでいる本をリビングなどみんなが集まるところに置くとよいです。好きなアニメがあれば原作を薦めてみてください。昭和のころは漫画=悪でしたが、今は立派なJapanese cool culture です。
Q2:「本を読んだら、国語の成績は上がりますか」
A2:すぐには上がりません。
読書を始めたからといって急に国語の成績が上がらないのは、楽しみとしての読書と、テストとして文章を読むことは違うスキルを使っているからです。読書好きな人の国語の成績が良いという印象を受けるのは、知識量が多く、うまくそれを生かしているからだと推測されます。読書好きの生徒さんの例として、高校入試も、センターテストにも一度読んだことのある作品からの出典がだったという人がいました。
Q3:「本はたくさん読むのですが、国語の成績はそれほど良くないのですが、なぜでしょうか」
A3:楽しく本をを読めることは素晴らしいですね。A2にも書きましたが、テストのコツというものがありますので、文章を読むことに抵抗がない読書好きの方はテストのコツを知ると、成績にも反映されると思います。作家が自分の作品のテスト問題に答えられなかった、ということが時々話題になるくらいですので。
本を読んで成績が上がると嬉しいですが、まずは興味のある内容から初めて、一生続けられる趣味になるともっと良いのではないでしょうか。
今回紹介するのは
「日本沈没」 小松 左京 著
確か中学の時に読んで「SF作家すごい!」と思い、SF少女(ずいぶん昔ですが)になったきっかけの本です。TV放映がはじまりましたね。(TVを持っていないので見られませんが。。。。)
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