教室ブログ
個別指導Wam石山校の細野です。
10月も半ばだというのに、とんでもない暑さになったり、
なかなか身体が気候に追いつけません…。
風邪をひいたりする生徒さんも出てきたりしてますので、
体調には常時気をつけていきたいものです。
本当はもっと早いうちに投入するはずでしたが、
なんだかんだとすっかり時期を外してしまいました。
それでもいってみましょう、「ノーベル賞とは」について、話していきたいと思います。
ご存じの方も多いと思いますが、「ノーベル」とは人名です。
アルフレッド・ベルンハルド・ノーベル、というのがフルネームとなります。
これもまた有名ですが、ノーベルはダイナマイトの発明で、巨額の富を築きます。
ダイナマイトは岩盤を砕いたりするのに重宝されたのですが、
やがて戦争などで使われるようになってしまったのですね。
その無念の気持ちと平和への志を遺書に託して、ノーベルは1896年に他界します。
その遺産で「ノーベル賞」は設立されました。
「ノーベル賞」は物理学・化学・医学生理学・文学・平和の5部門に分かれています。
授賞式は毎年12月10日に行われるのですが、なぜこの日かというとノーベルの命日だからです。
もらえるものは授与状とメダル（23カラットの金製で、
ノーベルの横顔のレリーフが施されています）、
あとは賞金ですが、現時点で1部門で1,000万クローナ、日本円で約1億円です。
複数の受賞者の場合は、分割されるそうです。
ただ受賞者はその後6ヶ月以内に、受賞業績の中の一つで講演をしないといけないそうです。
その講演をするというのも、受賞できる条件の一つとのことです。
さて、どうやったら受賞できるかですが、基本的に受賞の条件は、
受賞が発表された時点で本人が生存していることのみで、
性別や人種、国籍、年齢、学歴などは問われません。
選考の過程は受賞の50年後まで公表されませんが、
世界中の学者や過去の受賞者から集めた推薦状を基に、
厳正な審査を行ったうえで、最終的には選考者の多数決で決まるそうです。
ノーベルの遺言には「人類に最大の貢献をもたらした人物」に授与するとありますので、
どんな方向性のことでも良いのですが、
根底にはやはりシンプルに「誰かの役に立ちたい」という気持ちが必要だと思います。
ノーベル賞を狙ってというより、あとから賞がついてきたという方がほとんどではないでしょうか。
最初はささいな一歩かもしれませんが、
それをとことんまで突き詰めてみることで、到達できる世界があるのだと思います。
ノーベル賞は取れなくても、一つ一つに一生懸命でありたいものです。
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