教室ブログ

2021.10.08

【有難うの形とは・・・?】

こんにちは。Wam四箇郷校です。日に日に増々涼しくなってきておりますが、体調は崩されていないでしょうか?秋深まり出す頃ですが、暦の上では、あとひと月程で冬なのですね。今年一年の事を早くむ振り返りつつ、残りの日々をどう過ごすか?と考える時期にもなりそうですね。その今年も、残り3か月足らずになっておりますが、日々生活をしていると、本当に何が起こるか分からないですね。「自然な行動」の中に取り込まれがちな「いつも通り」の事が、はた、と途切れると「さて、どうしたものか・・・」と「いつも通り」とは「違った行動」を考えないといけない煩わしさが人間であれば、正直感情として出てくるのではないかと思います。時を経る毎に、色々な方々が、色々な形の「便利さ」を生み出して「合理的」で「楽」な「生活の形」の「基盤」を作り、それらに順応して「生活の形」を変化させて来たのだと思います。そう見てみると、語弊が出そうですが、「現在」の方々の「不便」は「少し昔」の方々の「便利(普通)」で、さらに辿る様に表現すれば、「少し昔」の方々の「不便」は大昔の方々の「便利」だった様にも、私自身思えます。いわゆる「温故知新」という言葉とは違うかもしれませんが、極論を言えば「原始的」、端的に言えば「少し昔」の「古い」考えや「不便さ」はある程度知っておいた方が良いと思うのです。「昔の人ってこんな事を普通にやっていたんだ」という風な「経験」が出来て、今の「不便」を当時の「便利(普通)」として体感出来れば、その言葉の意味を満たしているのではないか?と思います。体を動かさず、ボタン一つで行える「便利」が「普通」にある「今」、もし「便利」の何某かが「遮断」された時に恐らく確実に残っている物は、恐らく「自分の体と頭」でしょうから、残った「物」を使って、何をどうするか?という事を考える必要が出てくる様に思われます。ですが、自分一人だけで出来る事が限られるのであれば、「誰かの助け」を借りる必要も当然出てくるでしょうから、私自身は、「誰かの助け」を借りる時(借りた時)の自分自身の振る舞いが特に大切なような気がします。宮澤章二さんという方の「行為の意味」と言う詩があります。一部からですが、「自分にも他人にもこころは見えない けれど こころづかいは見えるのだ  胸の中の思いは見えない けれど思いやりは誰にでも見える」本当に「自分に差し迫った時」の「お願い」をする時の振る舞いって、一体どんな方法があるでしょうか?友達同士で甘えるようにすがる独特な雰囲気の中ではなく、お願いするまでのプロセスや、言葉遣い、頭の下げ方、施しを受けた時、相手に感謝の言葉をかけるタイミングやその時の表情など、これらは相手に見えてしまうと思います。自身の相手に対する「こころづかい」として。一つの「こういう時の方法」として「理論化」してしまうと、「機械的」で品が無くなりそうですが、それらは敢えて「定義」すると「礼儀」なのでしょうね。ギブアンドテイクと言えば、更に実に品がないですが、その時の「こころづかい」はいわゆる「うわべ」や「形だけ」に過ぎないとしても、その時に受けた恩を、自分なりにどの様な形で返せるか?と考える事、それを「続ける」事が大事だと思います。場合によっては、返すものが言葉だけでは足らないかもしれませんが、言葉だけでも返さず何もしないよりは、「次を考えるきっかけ」を作れると思うのです。その時の振る舞いを自分なりに形作れているか否かを案じ続ける事が、「自分」の「自然」な「ふるまい」を作って行く為の大切な要素だと思います。初めは、「うわべ」や「形だけ」の「有難う」ばかりになってしまうかもしれませんが、「きっかけ」を作り続けて「有難う」の形を模索し続けていく事は、人と人との繋がりが必要になった時、特に大事なのではないか?と思います。矛盾しますが、たとえ「形だけ」でも一声かけて貰うだけで、「溜飲が下がる」人もいるでしょうし、初めは、感謝の言葉を「有難う」しか言えなくても、「きっかけ」を作り続けていけば、「有難う」以外の言葉が自然と出てくる「自分」を形作れるのは不可能ではないと思います。「言葉」や「振る舞い」が淀みなく出てくるようにする為には、中々知識を溜め込むだけでは出来ない事なのだろうと思います。それでも、出来るだけ少ない「言葉」や「振る舞い」で、もっと言えば「たった一つ」だけで、十分に伝わる物が有るとするならば、そこに辿り着けないだろうか?という意味では「有難さ」噛みしめる為に、常に「考え続ける」事が大切なのでしょうね(笑)朝晩の気温も下がりだしておりますので、体調にはくれぐれも気を付けて下さい。

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