教室ブログ
こんにちは。 個別別指導Ｗａｍ 東淵野辺校 講師の國分です。
この間、中学生が英単語テストの勉強をしていたので、今回は 英単語 について書いていこうと思います。
一口に英単語の勉強と言っても、一つの単語を構成する要素はいくつもあります。
それらを全て覚えることができれば一番ですが、限られた時間ではやはり難しいので、主に スペル・意味・発音・品詞 の４つを覚えることを目指しましょう。
前の3つは皆さんもよく取り扱われるかと思いますが、最後の品詞については、とくに中学生の方などには、あまり重要だとは思われていないようです。
しかし、英単語の 品詞 を知っていると、英文を理解するときに非常に役立ってくれます。
当然のことですが、英文はただ英単語を適当に並べたものではありません。
文法というルールにしたがって順番が決められます。
例えば、”a beautiful flower”、意味は「美しい花」ですね。
これは３つの単語から構成されていますが、だからといって ”flower a beautiful” なんて並べる人はいません。
冠詞は名詞の前（名詞に修飾語が係っているときは、名詞のまとまりの先頭）、形容詞は名詞の前 という２つのルールが定められているためです。
後者は日本語と同じですね。
前者は少しややこしいのですが、形容詞は名詞を修飾する補助的な語であり、主として意味を持つのは名詞になります。
したがって冠詞と名詞を順序付ける文法は、“beautiful flower”という２語の並びを、名詞の役割を持つひとまとまり、として扱うことになります。
そして最終的には、冠詞+形容詞+名詞 という並びになります。
他にも 助動詞+動詞や前置詞+名詞 など、品詞によって定められるルールはいくつもあります。
これら文法を実際に英文の読み取り、あるいは単語の並び替え問題などで適用しようと思うと、出題されている英単語の品詞を知っていないといけません。
また、品詞はスペルとも関係するところがあり、接尾辞（語の後ろの部分）で判断できるものもあります。
これまで、そしてこれから習う 単語をその品詞と共に眺めてみる と、似たような形の箇所が見つかりますので、今後英単語の勉強をする際は試してみてください。
古淵 淵野辺
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