教室ブログ

2021.08.02

塾の果たすべき役割について(小学生の場合)

いつもありがとうございます。

 

名谷校青山です。

 

今日は、小学生のお子様が当塾に通っていただくにあたり、塾が果たすべきと考える役割についてお話させていただきます。

 

小学校低学年であれば、スポーツや習字、音楽など、別の習い事をされている場合も多いと思います。

 

勉強にまつわる習い事としては、そろばんや、学年を気にせず計算問題に取り組む、行くもん♡ のプリント教室などが人気のことでしょう。

 

そろばんや、計算プリント教室に通っておられると、計算力がぐんぐん伸びるため、そこで算数に対する安心感が生まれます。

算数にしても、数学にしても、計算が早ければ問題を早く解けるため、計算力を磨くというのは大変重要だからです。

 

しかし、早く計算する訓練をされ続けた結果、計算するのは早くても、文章問題がさっぱり分からないという子も生じています。

 

そういった無学年式のプリント教室では、国語も教えておられますが、国語のプリントを見たところ、問題の出し方がいつも同じであり、本当にこれで必要な国語力が養われるのかと思います。

 

算数、数学のテストなどでは、計算問題は「問1」 のみで、あとはすべて文章問題であるはずです。

文章に書いてある条件を正確に理解し、図形や表がある場合はそこからも読み取って、考えて計算して答えを出す。

 

文章問題を解いていくには、すべての過程が必要であり、ただ早く計算することのみで解決することはできません。

その点で、個別指導ではお子さんお一人お一人に合わせた、バリエーション豊かな問題を解いていただくことができます。計算力を養いながら、思考力、読解力も同時に鍛えていき、あらゆる問題に対応できる力を養うことを目標としています。

 

国語に関しても、文章読解力を養うということが必要ですが、これに関しては、学年を飛び越えての先取り学習が難しいものです。

やはり、国語の問題集で採用されている問題は、その学年に合わせたものになっており、文章を読み解くには情緒面の成長(こころの成長)とリンクしているため、どうしても先取りが難しいのです。

小学校2年生に、4年生用の読み物を与えても、話の内容の詳細を理解する、主人公の気持ちを理解するのはやはり難しく。

 

国語の学習としては、学年に応じた文章読解力を養うことと、漢字の先取り学習は重要であると考えます。

漢字テストは学校でも頻繁に行われますが、そのテストでいい点が取れると自信につながり、国語が好きになります。

漢字検定合格などのゴールを決めて取り組むのも、モチベーションアップにつながります。

 

また、英語も小学校3年生から始まっていますが、英語については先取り学習がどんどん進められますので、早くに始めるに越したことはありません。先取り学習が、「あ、これわかるな。得意だな。」の安心感を生みます。

 

小学校高学年のお子様に関しては、だんだんと難しいと感じる科目が出てくる時期です。

特に算数に関しては、中学で習う数学の基礎となっている部分も多く、ここを理解しきれていないと、中学に入ってから悩むことになります。

 

そして、高学年では、学年が上がるに従い、お子さんごとの習熟度(学習レベル)に、差がはっきりと現れてきます。

よく理解できている子と、あまり理解できていない子。

あまり理解できない部分を抱えたまま中学校へ上がってしまうと、戻り学習が大変になってきます。

戻る距離が短いほうがラクに戻れますので、お子様に苦手なものがあると気づいた時点で、早く戻り学習をさせてあげて下さい。

 

併せて小学校高学年では、中学校に上がるための、土台づくり・下準備が必要です。

学習の習慣づけですね。

中学校の勉強が進むスピードは、小学校より5倍速いと言われています。

たとえ一日に30分でも、小学生のうちから毎日机に向かって勉強する習慣を身につける。

これも、一朝一夕にすぐできるものではありませんので、当塾では、自習室の利用を含め、学習の習慣づけのお手伝いをさせていただけると考えています。

 

他、中学受験を考えておられる方に関しても、当塾がサポートさせていただきます。

中学受験専門の塾に通われておられる方で、他塾様の授業や宿題のフォローが必要だと感じておられる方。

対応可能ですので、お気軽にご相談下さい。

 

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