教室ブログ

2021.04.07

月ってあってもなくても変わらないの? 月の重要性について

みなさんこんにちは!

個別指導Wam豊田校、講師の真柄です。

今日は理科の日です!

みなさんに理科の楽しみを知ってもらうために毎週水曜日にブログを更新しています。

 

月と言えば、とてもきれいな満月を思い浮かべたり、夜景には欠かせなかったりするものですが、もし、月が突然なくなったら地球にはどのような影響が出ると思いますか?

今日は月がなくなった地球について考えながら、月の重要性についてお話しします。

 

潮の満ち引きが起こる原因は、月による万有引力だったことは知っていましたか?

月が海の上にあるときには満潮で、月が海とは地球の反対側にあるときには干潮になります。つまり、月がなくなると潮の満ち引きがなくなります。

では、潮の満ち引きがなくなると地球にはどのような影響があるか考えてみましょう。

 

潮の満ち引きがなくなることで起きる1番大きな現象は、地球の自転スピードがとても早くなることです。どれぐらい早くなるかというと、今の自転スピードの約3倍、つまり、1日が約8時間になるのです!!

なぜこのような影響が起こるかというと、潮の満ち引きは地球の自転する動きのブレーキの役割をしているからなのです。

では、自転スピードが早くなると、地球上ではどのような影響があると思いますか?

 

地球上では、大気の動きが速くなるため、強風や、砂嵐が常に吹き荒れるようになります。そうなることで、現在地球上にいる生物のほとんどは生きられない環境になり、新たな生物が進化し、環境に適応していくことになります。

 

他にも、潮の満ち引きがなくなることで、干潟がなくなり、魚やプランクトンの種類が減少したりします。

 

 

月がなくなると、地球の地軸の傾きが不安定になることで、気候が不安定になり、四季がなくなったり、自分の手さえ見えない真っ暗闇になったり、と様々な影響を及ぼします。

このように月がなくなると、地球には多大な悪影響がでることがわかりましたね。

月の重要性がわかったところで、次はどうしてこのように月は地球に大きく影響いているかについて考えてみましょう。

 

 

その答えはズバリ、月の大きさです。

月と地球の大きさを比べると、約1:3.7です。

他の衛星の大きさの比も見てみましょう。火星の場合、火星とその衛星は、305:1で、木星の場合、木星とその衛星は、30:1です。

このように、月は衛星の中ではとても大きなサイズになるので、地球にも大きな影響があります。

 

今回は月の重要性についてお話ししました。

夜空を見ても月はとても小さいのに、実はとても大きな存在だったのです!

意外じゃないですか?

 

来週は、『どうしてピアノとバイオリンは違う音に聞こえるの? 音波のお話』についてお話しします。お楽しみに~!!

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