教室ブログ

2021.03.27

「いじめののある世界に生きる君たちへ ~透明化~」

 

こんにちは 出口校の西川です。

 

今回は最後の段階「透明化」についてのお話しです。

 

「透明化」

 

簡単に説明すると、いじめがそこで行われていても、なにか自然の

 

一部か風景にしか見えなくなる状態を言います。

 

あるいは全く見えなくなることがあります。

 

責任ある大人たちもさまざまな言い訳を用意しています。

 

「子供の世界に大人が口をはさんではいけない」

 

「自分もいじめられて大きくなった」

 

「あいつに覇気がないから舐められるんだ」 など・・。

 

 

そして、被害者はだんだん「その日ひどくいじめられなければいいや」

 

と思うようになり、やがてこの恵みを加害者からの贈り物だと感じるように

 

なります。

 

加害者の機嫌ひとつで運命が決まるような毎日。

 

こうなると、加害者はたとへば今日だけは勘弁してやるという

 

「恩恵」で「透明化作戦」に被害者自身を協力させることが出来ます。

 

他人の前では加害者と仲良しであることをアピールしたり、楽しそうに

 

遊んで見せたりします。

 

しかし、その目は決して笑っていません。

 

加害者との関係が一生続くような感覚。

 

その壁は透明ですが、目に見えている鉄条網より強固です。

 

 

先日、奈良地裁で下記の判決が言い渡されました。

 

 

「奈良の中1女子自殺、いじめ認めず賠償請求を棄却」

 

奈良県橿原市で2013年に市立中1年の女子生徒=当時(13)=が自殺したのは同級生によるいじめが原因で学校側も対応を怠ったとして、遺族が市や元同級生らに計約9700万円の損害賠償を求めた訴訟の判決で、奈良地裁(島岡大雄裁判長)は23日、請求をいずれも棄却した。
 訴状によると、生徒は同級生から仲間外れや、LINEでの嫌がらせを受け、13年3月28日朝、自宅を出た後、近くのマンションから飛び降り死亡した。学校側は友人グループから離れるなどの異変に気付きながら対応しなかったとしていた。
 市や元同級生側は、自殺に追い込むような行為はなかったなどと反論していた。

 

一度この機会に「いじめ」について皆さんにも考えていただけましてら幸いです。

 

 

いつも最後までお読みいただきありがとうございます。

 

 

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