教室ブログ

2020.11.23

自分の行動を疑う

和歌山市梶取交差点の近くにあります、個別指導Wam河北校の豊田です。

 

「何かを指示しないとやらない子」と「何も指示しなくてもやり始める子」。どちらか理想的かというと間違いなく後者です。ですが、最近は前者の生徒が多いのも事実です。これはテスト勉強の様子をみているとわかります。テスト範囲表に書かれたこと「しか」しないのです。当たり前と思うかもしれませんが、白プリやワークだけでは不十分です。もしそれで100点が取れるのであれば、時間をかけて勉強すれば全員100点です。一番最悪なのはその白プリやワークですらきちんと出来ず「解答を丸写し」して勉強をした気になってしまっている。「白プリできた?」「できました」。なかなか成績が伸びない生徒のこの「できました」には「理解しました」が含まれていません。とりあえず書きました、または写しましたです。

 

それでも「範囲」がわかっているから、方法はどうあれ、この子たちも「やること」がわかります。ただもし範囲表すらなかったらこの子たちはどうするのだろう。。。。大昔の話で恐縮ですが、私が学生の頃は「範囲表」などなかった記憶があります。授業中に先生が「口頭で」伝えるのが範囲でした。

 

最近「いっそのこと「範囲表」をなくしたほうがいいのでは?」と思うことがあります。いや我々も「範囲表」があれば指導しやすいのは間違いないですし「効率」という面ではいいと思います。ですが、テストに何が出るか?何をしたらいいのか?この問題がでたらどうすれば解けるのか?など色々思考を巡らせていくほうが「探求心」と「知識欲」、「観察眼」と「整理力」、「時間管理」と「自己管理」が身につくような気がしていますし学校の授業ももっと集中して聞くでしょう。そして勉強する過程の中で、一見テストとは無関係なことも出てきます。ですがそれが将来役立つ知識になることもあります。そういう方法を経て「自分の勉強法」が確立していくのです。

 

成績が伸びてくる生徒は「テスト期間前」からワークなどはコツコツ仕上げています。そして教室でもそこは伝えていきます。

 

面談中に「この子は与えられたことはきちんとするので、色々出してあげてください」というご要望を頂くことが増えてきました。スマホがない時代は友達とどこか行くのも、待ち合わせするのも、遅刻しないように何時に家を出ればいいか?また仮に遅れた場合や忘れ物をしたときにどうすればいいか(連絡できないので)等、事前に調べたものです。情報も含め「すぐに何か手に入る」時代だからこそ、「自分で考えて動く=考動力」という能力を早いうちから身につけてほしいと思いますし、今自分がしていることが「果たしてこれでいのか?」という疑問を持つことも大事です。またそういう指導を心がけます。

 

 

それでは

 

個別指導Wam河北校

073-452-9626

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