教室ブログ

2020.09.21

「やる気」が出る日を願って30年

刑部校

八尾市の皆さんこんにちは！曙川南中学校のすぐ北にある個別指導Wam刑部校の賀川です。個別指導Wam刑部校は、刑部小学校・曙川東小学校・曙川南中学校・成法中学校・高美中学校・龍華中学校さらには高校生まで、日々幅広い生徒が通って頂いている個別指導の塾です。

さて、本日はいわゆる「やる気」についてお話していこうと思います。

こんな仕事をしていると「やる気が出ない」という言葉をよく耳にします。

さて、ここで聞きたいのですが「やる気」とはなんですか？

もっと聞くと「やる気」がでるまでやらないつもりですか？

時々、保護者の方ですら「〇〇さんの子供みたいに「勉強にやる気」をだしてくれたら・・・」とお話しします。

「やる気」が出る日・・・

やる気のない中学生・高校生のイラスト（男子）

私が言うのもなんですが「やる気」が出る日は来ません！笑

なぜかというと、私は今まで30年以上生きてきましたが勉強の「やる気」が出る日がまだ来てないからです！笑

というか保護者の方もなかったんじゃないですかね？

私が思うに勉強において大切なのは「やる気」よりも「優先順位の把握」だと思います。

よくあると思いますが、ゲームがしたいと勉強しなければという状況でゲームを優先してしまうというのは典型的なパターンで優先順位の整理ができていないからです。

私も仕事上、勉強が得意な子、苦手な子、ともに接することが多いのですが、得意な子であればあるほど、「優先順位」を正確につけ、やるべきことをやった上でゲームなどのやりたいことを進めています。彼らの勉強に良くも悪くも「やる気」という概念はありません。やらないといけないことを淡々とこなしている。という印象です。

生徒の皆さんもできればお父さんやお母さんに文句を言われることなく遊びたいはずです。どんなに楽しい遊びをしていても「また、遊んでばかり・・・」と横から口を挟まれれば気分は台無しですよね？

もちろん、勉強に対して「やる気」を燃やしている子供は素晴らしいです。私にない素晴らしい才能をお持ちだと思います。

しかし「やる気」がないから、「やる気」が出ないから自分はだめなんだ。こんなこと思っていたら大間違い、ここにそんな日々を送ったけど普通に生きている大人がいます。笑

縁側で花見をする人のイラスト（男性）