教室ブログ

2020.08.29

「目先の損を嫌う心理!?」

こんにちは、出口校 西川です。

 

 

あなたなら、どうする?

 

「もし、必ず1000万円もらえるのと

 

10%の確立で10億円もらえるのでは

 

どちらを選ぶ?」

 

 

期待値から言うと、10%の確率で10億円もらえる方は1億円になります。

 

(*期待値とは、確率から算出される見込み額のことを言います。)

 

合理的に考え、期待値を比較すると 1億円と1000万円では10倍も違うので

 

当然、10%の確率で10億円の方を選ぶことになります。

 

しかし私たちは目の前の損をとにかく避けたいという気持ちが強いため、

 

損失が0円になる可能性、この場合では 期待値の低い 1000万円の方を選んでしまう

 

傾向があります。

 

 

これを、行動経済学では 「損失回避の法則」と言っています。

 

 

株式市場では、株価が下がってきたときに売却するのではなく、

さらにその銘柄を買い増す行動をすることがあります。

 

(経済マメ知識)

ナンピン買い (ナンピンがい)

ナンピン(難平)買いとは、保有している銘柄の株価が下がったときに、

さらに買い増しをして平均購入単価を下げることです。

例えば、6,000円で100株買った銘柄が、5,000円に下がったときに100株買い増しをしたとすると、

1株当たりの平均購入単価は5,500円になり、利益が出る水準が下がります。

これをナンピン買いといいます。ナンピン買いは株価が上昇トレンドにあって、

一時的に下がったときに行うと有利になる可能性の高い投資手法ですが、

下落トレンドの途中では損失をさらに大きくすることにもなりかねません。

 

 

皆さんにも似たような経験はありませんか?

 

 

次回の 行動経済学は 「終わりよければすべて良し」のお話しです。

 

お楽しみに!!。

 

 

いつも最後までお読みいただきありがとうございます。

 

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