教室ブログ

2020.08.28

【言葉について】

こんにちは。Wam四箇郷校です。8月も早や終盤。残暑が厳しいですね。お彼岸まで、まだ3週間程ありますが、ひとまず

 

はそこまで凌(しの)いで参りましょう!先週、コオロギが、教室へ別々に計4匹舞い込んで来て、元気に動き回られました

 

が、暦の上では一応「秋」なので、ちょっとした「知らせ」の使者と言った所でしょうか?話変わり、新学期が開始しまし

 

て、紀ノ川中の3年の理科は物理の単元に入っているとの事ですので、先週既習範囲の復習をいったん止めて、先週はそちら

 

の学習を実施致しました。他の学校の方でも、物理単元の学習であれば、現在は分力・合力の作図あたりでしょうか?「斜面

 

の上を下っていく台車の重力は、「斜面に並行」な分力と「斜面に垂直」な分力に分解される」との原理が有ります。「平面

 

上」での力の合成(2つの力を合わせて、1つの方向の力の大きさとしてまとめた物)と分解(1つの方向に合成されて表さ

 

れていた力を元の方向の2方向の力の大きさに戻した物)の「作図」を学んだ後、斜面上の分力・合力について学ばれるかと

 

思います。先述した「斜面の上を下っていく―――」の下りの言葉を「図で表す必要」が有る訳です。その意味を理解した上

 

で、「図」の形で表セル用に、知識として落とし込む必要が有るのですね。定規や物差しも多用するので、意味をはき違えて

 

しまうと、正に作図も学びも「ベクトル」が違ってしまいますね。何度もしつこいですが、斜面上の作図に必要な重力(分

 

力)を表す「直線」は「斜面に並行」な方向と、「斜面に垂直」な方向の2つの直線です。合力の直線は、その2つの直線の

 

それぞれ平行な直線とを繋げて出来上がった、「平行四辺形」の「対角線」の事です。敢えて今更ですが、「斜面」と言うの

 

はいわば「坂道」「すべり台」です。また、話は変わりますが・・・、授業に関わらず、何かを説明する時、「沁みて」「実

 

感する」のが野村克也さんの「言葉」に特化した「言葉」の数々です。その中の一つに「指導者が力を発揮できる最大で唯一

 

の媒介は言葉」と言う言葉が有ります。主観が入りますが、一つの意味として定義すると「言葉を持って相手に説明する力は

 

必ず必要だ」と言う事だと思います。説明の目的やその後には「納得」とか「理解」等と言った、合わさった「条件」の様な

 

物がついてくる(ついている)事も少なくないでしょう。他にも「言葉」に特化した多くの「言葉」が有るのですが、対の意

 

味とも言える「名選手は感覚で理解しているから指導者になってから言葉を無視しがち」と言う物もあります。相手が理解し

 

ていなければ一切「意味」が無いのだと思います。そういう意味では、自分は分かっているつもりで居た所が、実は「何にも

 

分かっていない」のかも知れないとも個人的には感じ取れます。「名選手名監督にあらず」とも仰っておりますし。ある程度

 

読書をしたとしても、恐らく実際経験して実生活で実感される事はどちらかと言うと、読書して学んだ事よりも現状は少ない

 

かな~と現状思っています。少ないからこそ、その内容がリンクした時に強く心に残るのかもしれないですね。それでも、言

 

葉だけではなく、定規や、物差しも実際使って実演する事も必要でしょうし、かつ面倒臭いと言う意味ではなく出来るだけ

 

「言葉」で相手に納得してもらえる様に努める必要が、何事においても日々あるなと思う次第です。むしろ、不用意な苛々

 

(いらいら)や偏見、齟齬(そご)による行き違い等、「後々の面倒臭さ」を失くしておく為に「言葉」と言う物は必要なの

 

だろうかと思います。でも実際は確かに、あれこれ言われたり、聞かれたりするとそれはそれで「面倒臭い」ですけれど

 

も・・・(笑)それでも磨く為に日々、精進なのでしょうね。改めまして、残暑が厳しいですから、熱中症など、体調にはく

 

れぐれも気を付けて下さい。

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