教室ブログ

2020.08.14

【相手のつまづき、不運を願わない】

こんにちは。Wam四箇郷校です。湿度高めの熱帯夜が続いて、立っているだけで首回りが汗でじんわりとする感じです。世情柄(がら)、マ

 

スクをする事も多いと思いますので、適宜軽めでも、洗顔は顔に熱がこもらない様に行って、冷やすようにしましょう!さて、来週から、新学

 

期が始まりますね。私個人、これからは本当にパンドラの箱状態で、何が起こるか分からないと思います(でもそれは生活している以上常にだ

 

とは思いますが)。毎度抽象的ですが、「出来れば」何が起こったとしても、「出来るだけ」動揺せずに「受け入れられる気持ち」を保つ必要

 

が有るでしょうね。「敵を弱かれと思ひ衰へかしと思ふは、皆愚痴(ぐち)の甚(はなは)だしきなり」歴史の授業に出てくる「安政の大獄」

 

で処刑された、教育者「吉田松陰」氏の言葉です。大意「敵に衰退して欲しいと思うのは、ひどくねじ曲がった心である」となります。私個人

 

的にはですが、「もし、そう願って、思惑通り相手が没落したとしても、それは「運」が良かっただけだからであり、そうなった事はあくまで

 

偶然の積み重ねが引き起こした事である。転じて言い換えれば、仮に「自分の実力」で相手が本当に没落したので無いのであれば、「自分の実

 

力」は「運」だけでは絶対に伸びないと言う事を証明している」と解釈しています。でも、正直本音な所を言うと、今まで競り争っていた相手

 

が忽然と姿を消した時、誠失礼ですが、しばらくの間は確かに「ホッ」とする時が有るかもしれません。しのぎを削るって本当に「死ぬ思い」

 

でする事でしょうから。ですがそこで、「楽になる」とか「せいせいする」と思ってしまうか「いや、実は何も変わっていない」と思うのか、

 

そこは個人個人の自由ですが、大きな分かれ目なのですよね。居なくなった相手の代行や後継ぎとして、次は自分が担ぎ出されて前に出る事に

 

なった時、それまでその人に向けられていた「物」がおそらく今度は自分の方向に向き、かつそれまで自分に向いていた「物」は相変わらずな

 

訳ですから、実は見方によっては、更に倍近く、もしくはそれ以上の「物」を抱える事になると思います。「楽」どころか、「何も変わらな

 

い」どころか、実は「大きく変化する」きっかけの様に思います。その相手に求められていた「物」が求められる時が有るとすれば、自分はそ

 

の相手ではないですから、なるべく代わりが務まる「努力」もしくは、理解して貰える様、それ同等の問題を解決する為の「知恵」が必要で

 

しょうし、またそれまで以上の「物」を求められるとすれば、今まで以上の「努力」「知恵」が必要になる事必至でしょう。いろんな意味で、

 

結局出てしまうのですよね「それまでの自分」「普段の自分」が。付け焼刃で行っても、絶対にごまかしが利かないですから。色んな意味で、

 

「学ぶ」事と「失敗」の「繰り返し」が、時折くどく申してしまう事ですが、必要なのだと思います。相手のつまづきや不運を願ってしまう事

 

が「癖」になってしまうと、いざ自分が表舞台に立った時にその「つけ」がそっくりもしくはそれ以上になって返ってきてしまうでしょうし、

 

第一それこそ「何も変わらない(変えられない)」様な気がします。「変わる」とすれば・・・否、「変わってしまう」とすれば・・・と言っ

 

た方がいいでしょうかね。「変わってしまう」のです。「癖」が「習慣」になればそれが実際の「動き」になりますから。もしかすると、相手

 

の方は実は「つまづいた」とか「不運」だとか思っていないかも知れないですし。せめて、相手に「敬意」を表す、「残念」と思う気持ちが大

 

事でしょうね。そして、「誰かの努力」は「自分の努力」では一切無く、逆もまたしかりでしょうし、もっと言えば「努力」するだけでなく、

 

更に「知恵」を借りて身につけたいのであれば、その「誰かの努力」を認める事が大事でしょうね。「誰かの努力」は「自分の努力」ではな

 

く、定義するとすれば、あくまでそれは自分からすれば「知恵」でしょうから。まとめます。「努力」「知恵」どちらも大事で、絶対に「相手

 

のつまづき、不運を願わない」と言う事です。8月も半ば、まだまだ暑いですから、水分補給や体の冷却等、熱中症や体調にはくれぐれも気を

 

付けて下さい。

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