教室ブログ

2019.10.05

「海馬」をだませ

こんにちは。 青戸校の長谷川です。

いよいよ、「海馬」についてです。

 

まずは復習。脳の仕組みです。

 

「脳の仕組み 図...」の画像検索結果

 

海馬の位置は分かりましたね。

 

ところで、何かで読んだのですがロンドンのタクシー運転手の脳を調べたところ、「海馬」が異常に厚いことが

わかったそうです。ロンドン、一度は行ってみたいですね。そのロンドンで、タクシー運転手になるのは、世界

で難しいと言われています。なぜなら、ロンドンのタクシー運転手はロンドンの全ての道を暗記していければな

らないからだそうです。日本だとだいたい分かればいいみたいなところがありますが、ロンドンのタクシー運転

手はどんな細かい道でも覚えていなければならないそうです。

 

そのようなことからも、「海馬」が記憶にとってとても重要な場所だという事がわかります。

では、「海馬」はどのような働きをするのでしょうか。

 

もともと脳は覚えることよりも忘れることのほうが得意です。経験的にも分かると思います。

「一晩たったら忘れちゃった!」よく聞く言葉です。私などは5分前のことでも忘れてしまうことがあります。

 

それはなぜか。ここで登場するのが「海馬」です。

じつは、脳は生命にかかわることしか覚えようとしないのです。では、何が生命にかかわり、何がそうでないのか、

それを選択しているのが「海馬」なのです。「社会の歴史が覚えられない」「英単語が覚えられない」という話を

聞きますが、社会の歴史が生命にかかわりますか? 英単語はどうですか? そう生命にはまったく関係ありませ

ん。英単語を覚えていなくても死にません。だから、暗記が苦手という人もそれが当たり前だと思ってください。

 

したがって、物事を覚えようと思ったら【海馬」をだまして、「これは命にかかわるんだ」と思わせるしかないの

です。

 

少し話が長くなりましたね。どうやって「海馬」をだませばよいのかそれはまた次回。

身体には十分気をつけながら、有意義な毎日を過ごしてほしいと思います。

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