教室ブログ

2019.07.12

人間万事塞翁が馬

こんにちは。Wam西浜校です。7月も初旬を過ぎ、暑さが増していますが、今年の梅雨明けは下旬ごろになるという事で

 

す。暦上の秋は、既にあと1か月を切っているのですが・・・、体調は崩されていないでしょうか?さて、学校は間もなく夏

 

休みに入るかと思います。新年度から今までの間、やり切れた事、課題となった事は各々有りましたでしょうか?「人間万事

 

塞翁が馬(にんげんばんじさいおうがうま)」・・・ご存知の方もいらっしゃるでしょうか?幸せと不幸は隣り合わせで、正

 

に塞翁(と言う老人の)馬があざなう様相であるという意味です。 ―飼っていたその馬が一度逃げたが、後に立派な馬を連

 

れて帰って来たり、塞翁の息子がその馬から落ちて足の骨を折ってしまったが、その事が理由で戦争に行かずに済み、命の危

 

険にさらされる事が無くなった―と言う故事です。馬が逃げたり、骨折してしまった時、周りの人たちは「お気の毒に」と言

 

いましたが、塞翁は、「そうでもない」と応えました。先を見据える力が有ったのか?長い目で物事を見る事が出来る程、粘

 

り強い人だったのか?もしくは、人生を見切っていたのか?それは恐らく塞翁自身にしか分からないでしょうね(笑)。上手

 

くいかなかったり、失敗したりしても「堂々として受け流せる」態度が取れる人が居るのは、何故かと思う時が有ります。反

 

対に「堂々とされる」立場の方々からすれば、気分が良くない可能性も出そうでしょうし・・・。それでも「そうでもない」

 

と、悠然と受け応えをして流せるのには、塞翁自身の生き方や考え方がしっかりしていたからではないかと思います。もしく

 

は、「堂々として」いないと、周りもブレてしまうと考えたのかも知れません。人からすれば自己満足なのかも知れません

 

が、自分に出来る事は出来る限り行い尽くしたとか、相手のアドバイスも聞きながら、いつも通りの事をいつも通りにこなし

 

続けて来たとか、もしくはそれらの経験の積み重ねによって得られた、先述の生き方や考え方が既に作られていたからかも知

 

れませんね。だから、例え上手くいかなかったとしても、悔いが残りにくかったり、「受け流す」事が出来たのでしょうか、

 

と思います。今回のテストの点数や後日貰う通知表の成績を見て、皆さんはどの様な感情を抱かれたでしょうか?2学期、も

 

しくは出来るだけもう少し遠い将来の事を考えられるのであれば、その抱いた感情を基に何を目標に頑張ろうと思いますか?

 

以前も申したのですが、「小さな事」からで良いと思います。もうしばらく、ムシムシ・ジメジメが続くと思いますので、熱

 

中症等、体調には十分に気を付けて下さい。

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