教室ブログ

2019.07.05

料理・ホッチキス・ドライバー

こんにちは。Wam西浜校です。7月に入りましたが、雨雲が未だ周りを見張り巡っている様な空模様が続いていますね。

 

湿気の籠った暖かい空気が漂っている内は、いつ何が起こるか分かりませんから、雨具一つは、持っておいた方がいいかも知

 

れませんね。さて、学校では、期末テストが終了、もしくは終了する頃でしょうか?先日、高校生の国語の授業にて、教材に

 

触れる機会が有りました。3つの作品を見せて貰ったのですが、井上ひさしさん(「握手」を書かれた方です)の「ナイ

 

ン」、重松清さんの「エイジ」、もう一つが、タイトルと著者を忘れてしまったのですが、「論理的な人と理屈っぽい人の違

 

いは何であろうか?」という事をテーマにした作品でした。筆者の主張結論を基にすると、論理的な人は「色々な人の意見を

 

聞き入れ、自分の中に取り込む事が出来る人」、理屈っぽい人は、私の主観も入ってしまうのですが、「本当の事や正しい事

 

が一つしかない、と頑なになってしまう人」の様に(私は)受け取れました。前者の方は「論理的な人はどういう人かを答え

 

よ」と言うニュアンスの問題に対する著者の意見は置いといた上での「一応の模範的な解答」です。料理をする時にホッチキ

 

スやドライバーを使うシチュエーションが思い浮かべられれば、「論理的な人」で「そんな物使う訳ないじゃないか!却

 

下!!」となってしまう人が「理屈っぽい人」の様な例示が、個人的に興味を惹かれました。では、使うとしてどう使うの

 

か?作中にて具体例はありませんでしたが、私が生徒に例示した内容では、「ドライバーが2本あれば」ですが、「お箸(菜

 

箸)」として使えるし、例え1本でも「かき混ぜる」事は出来るだろうし、ホッチキスは「挟む」原理=「掴む」原理が有る

 

為、もし、持ち手の無いフライパンを使わざるを得なくなった時は、キッチンミトンが有ればそれを手に被せて、熱を避けな

 

がらフライパンを挟み持ち上げて、器に装う事に使えるのではないか?と。・・・本当に取るに足らない事だと思うんです

 

よ?別にお金さえあれば、新しい物を買えば良いのですから。でも、それが「最良の方法」であろうけれども、「その前

 

に」、「何であの人は、そんな事やってるんだろう?」と「ちょっと立ち止まって」考えてみる事は、たまにで良いかも知れ

 

ませんので、大事なのではないかと思います。常に「当たり前の状態」が維持されるとは限らないですから。もう少し、不安

 

定な天気が続くと思います。夏本番まであと少しです。暑さ対策を十分に体調に気を付けて下さい。

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