こんにちは、鶴市校です。
今日は高松市内の公立高校の入学式でした。
新高校1年生のみなさん、ご入学おめでとうございます。また保護者の皆様にもお祝い申し上げます。
今日一日、どんな思いで過ごされましたか?
高校生になると当然ですがたくさんの変化が起きます。その大まかな内容は前回のブログにて掲載しました。その中で以下の項目
●進学のための評定ではなく自分の将来のための評定になる
を強調してました。今回はこのことについてお話します。
まず中学校の評定は何に使われるかというと基本高校入試に使われます。香川県の場合、3年間すべての5段階評価が点数化され、それと学力審査の点数とで合否が判断されます。
中学卒業後の進路は大半が進学です。すなわち中学校の評定は高校進学のための評定といっても過言ではないでしょう。
これが高校になるとどうなるでしょうか。高校卒業後の進路は就職と進学に大きく分かれます。文部科学省の学校基本調査によりますと、平成30年度における大学・短大・専門学校進学率は70.7%、就職者は17.5%です(※注1)。進学と就職、それぞれ評定がどのように活用されているか、見ていきましょう。
①進学の場合
ここでは国公立大学進学の場合に特化してお話させていただきます。まず大学に進学するためにはセンター試験(もう少しで大学進学共通テストに変わる)と2次試験を受けて、その双方の点数で合否が決まります。それだけでなく推薦入試というものも実施している大学もあります。実はこの推薦入試は評定が高い生徒しか受けることが出来ません。最低でも5段階評価で平均4.2は必要になってきます。評定が高ければ、大学に進学するチャンスが増えるということです。
②就職の場合
高卒求人の場合、基本的には採用選考に至るまでは個人と会社とのやり取りではなく、学校と会社とのやり取りになります。その際に学校推薦を通す必要があります。多くの場合、一つの会社に対して学校から採用選考にいける人数に限りがあります。人数の上限を上回った希望があった場合、学校側はどう生徒を決めるか。そこで評定が使われることが多いです。
大学は高校でいうところの普通科は基本存在しません。基本的には将来こんな職に就きたい、というビジョンの元で決めるものです(もちろん例外はあります)。以上のことから高校での評定は自分の将来に直結してくるのです。
評定をあげるにはどうするか。基本的には定期テストの点数をしっかり取ることです。ある意味中学校より評定というものの価値が上がります。ですから高校生になっても塾で頑張ることはとても大切です。
鶴市校では早速新高1生が自習にきて勉強していました。
入学式で部活が早く終わったから自習にきたとのことでした。しっかりノートにまとめられています。
自主的に勉強する姿勢、とても素晴らしいです。
※注1 http://www.mext.go.jp/b_menu/toukei/chousa01/kihon/kekka/k_detail/1407849.htm より一部引用
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