教室ブログ

2018.09.28

「孝行」のカタチ

こんにちは。Wam西浜校です。今日は晴天が満面に拡がり、汗ばむ陽気でした。西浜中の体育祭も本日行われ、拝見した

 

ソーラン節の舞姿を見る為に身を乗り出していたご父兄の方が多数いらっしゃいました。親御さんだから許されることだと思

 

います。さて、また「論語」からですが・・・何度もすみません。――「子曰く、父母の年は、知らざるべからず。一は則ち

 

以て喜び、一は則ち以て懾(おそれ)る、と。」(訳)先生(孔子)が言われる。子として父母の年は知っていなくてはなら

 

ぬ(知らない事は良くない)。すなわち、一方では、長生きしてくれたと長寿を喜び、他方では、その「老い」を気遣える為

 

に。―― 孔子は父親を3歳、母親を17歳で亡くしています。特に母親の顔徴在(がんちょうざい)は読み書きを物心つく頃

 

から教え、今でいう積み木の様な物を使った創作も、思う様にさせていたそうです。「与えてくれた愛情をこれから返そう」

 

と思っていた矢先に先立たれてしまいます。親の方が先に召される事は、自然の摂理で、本来何の疑問もない事だと思いま

 

す。ですが、別れる準備や覚悟が出来ていると自らに言い聞かせたり、周囲に触れ回っていたとしても、いざその時になった

 

ら・・・、分からないと思います。突然という事も有りますから。長寿を喜ぶのもこちらが喜ぶ前に、親自身が喜べる様に、

 

老いを気遣う事もこちらがそうしてあげる前に、親が自分自身の事だけを心配出来る様に、親についての手がかりを知ってお

 

く事、その一つが年齢だと思ったりします。父母でなくても祖父母の方や、掛替えのない人に置き換える事も出来る筈です。

 

この世から肉体が無くなれば、もう話すことも手を握ることも出来ないですから、「思い出」をくれた人に、いつでも「思い

 

残させない」為の何某かの「孝行」が出来るのではないでしょうか?「孝行」と言う言葉には、親に対してだけではなく、人

 

を大切にする事と言う意味も有りますから。今、皆さんの考える「孝行」は何が思い浮かびますか?その形や定義は人それ

 

ぞれ違うでしょうが、個人的には、毎日元気な姿を見せに行く事も一つの「孝行」だと思います(思い込みかもしれません

 

が・・・)。気温が下がり、まだ不安定な天気が天候が続きます。各学校もテストが近く、一秒一瞬を争いますから、体調に

 

はくれぐれも気を付けて下さい。

 

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