教室ブログ

2018.08.06

原爆の日、原子力について考えよう。

ciao!

南足柄岩原校の奈良橋です。

 

 

本日8月6日は原爆の日です。

 

 

日本はWWⅠに勝利し、WWⅡにて敗戦、そして戦略的原爆を落とされた唯一の国です

 

世界で唯一ということは、その経験を他に伝える義務があるということです。

 

私はもちろんですが、平成という元号が終わろうとしている現在、

被ばく、戦争の経験者の数は減り続けています。

 

私たち戦後の世代は、先人たちが経験した戦争の歴史を、考え、埋没させないようにし続けなければなりません。

 

 

さて、原爆ですが近代においてはそのエネルギーに関心が集まっています。

先の津波に始まり、原子力発電所の有用性と危険性は常に議論され続けていますよね。

 

世の中には「原発をなくせ!」という人もいれば、「有効に使うべきだ!」という人もいます。

日本としては「原発」は使わざるを得なく、「安全性を確保する」方向に舵を取りました。

 

というのも、それは偏に「エネルギー不足」にほかなりません。

IT化が進んだ現代社会では、電力の不足はそのまま経済活動の死滅につながる大きな要因です。

原発を取り除いてしまった場合、日本国内においては現状の経済を維持し続けることが困難になるばかりか、発展も望めなくなってしまうでしょう。

 

日本は国土に対する人口が多すぎるのです。

 

だからこそ、「再生可能エネルギー」の技術発展が強く望まれ続けています。

 

 

日本は原子力というエネルギーが持つ危険性と有効性を最も知っている国でしょう。

だからこそ、どの国よりも率先して危険性を伝えなければいけませんし、同時にその活用法を模索しなければなりません。

 

一言に「なくすべきだ!」「つかうべきだ!」と思考を停止させるのではなく

 

  • なくすとしたらその無くなった分をどうカバーしたらよいのか。
  • どうしたらカバーできる量まで使用エネルギーを削減できるのか。
  • もっと安全性を高めるにはどうしたらいいのか。
  • 放射性物質を減らすことはできないのか。
  • よりよく再生可能エネルギーを使うすべはないのか。

 

そういったことを議論するべきですし、そうしなければなりません。

 

舵を取るのは航路がわかってからです。

危険だから海に出ないのであれば、だれも新大陸を発見できなかったでしょう。

 

原爆を知る日本だからこそ、原子力についてはどの国よりも注力しなければなりません。

それは日本に課せられた使命でもあり、義務でもあるのです。

 

皆さんももう一度、

戦争と原爆について、その有益性と有害性について考えてみてください。

 

正と負の両面を知らなければ、議論が解決することはないのですから。

 

 

 

 

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